この記事では、支援が必要な方々の暮らしを豊かに彩る製品・サービスを紹介します。
取り上げるのは、ゲーム感覚で楽しめる脳トレツール、どなたでも楽に使用できるユニバーサルデザインのハサミ、自宅や施設に美容サービスを届ける訪問美容の3つ。利用者さんのQOL向上に貢献するのはもちろん、介護士さんの心も軽くしてくれるこれらの製品・サービスについて、ぜひチェックしてみてください。
レバウェル介護は、11月11日 介護の日に合わせて『介護の日プロジェクト2024』を始動いたしました。 本プロジェクトでは、「介護従事者の皆様に向けた感謝のメッセージ」や「介護従事者が働く中でやりがいを感じる瞬間のエピソード」を掲載した『介護の日特設WEBサイト』を期間限定(1/31まで)で公開いたします。
・介護の日特設WEBサイトはこちら:
https://lp.job.kiracare.jp/kaigonohi/2024
目次
株式会社CMサイト
1997年に動画広告専門サイト「CMサイト」を立ち上げた、株式会社CMサイト。現在は、メディア運営事業とEC事業を展開し、利用者の生活の一部になるようなサービスを次々と創出しています。そのなかでも幅広い世代に注目されているのが、ヘルスケアに特化したゲームやサプリのサブスクサービス、体重測定とポイ活を融合させた体重計など。健康志向の高まりが顕著な時代に、大きく貢献している企業です。
100種類以上のメニューを楽しめる「Dr.脳トレ」
高齢者の認知機能の維持・向上は、超高齢社会の日本において重要な課題です。そこで多くの施設では、脳トレ効果を目的にさまざまなレクリエーションが実施されています。同社の「Dr.脳トレ」は、そのような取り組みをサポートするツールとして開発されました。
「Dr.脳トレ」は、多様な脳トレ問題をWeb上で提供するサービスです。トレーニングメニューは、計算、漢字、記憶、画像識別、空間認知、パズルなど100種類以上。参加者の得意・不得意、気分、体調に合わせてメニューを選択し、個別のニーズに合わせたプログラムを組むことができます。
ゲーム感覚で楽しく取り組めるのも大きな特徴です。カラフルな画面、分かりやすい操作性、適度な難易度設定は、利用者さんのモチベーションを維持し、脳トレへの意欲を高めます。楽しみながら取り組めることは、継続の後押しにも繋がるでしょう。日々続けることで、認知機能の維持・向上に働きかけられるのはもちろん、生活リズムを整えるためのルーティンとしても有用です。
また、結果をグラフで示す機能を使い、他の人と競い合うこともできます。利用者さん同士のコミュニケーションが活性化され、多くの方に笑顔をもたらすでしょう。
介護士や施設スタッフにとっても、「Dr.脳トレ」は業務を効率化し、質の高いケアを提供するうえで大きなメリットとなります。その大きな理由は、レクリエーション準備の手間が大幅に軽減されるということ。従来の一般的な脳トレでは、プリント教材の準備やコピー、配布など、多くの時間と労力が必要でした。
一方、「Dr.脳トレ」はWeb上でアクセスできるため、このような手間がかかりません。業務の軽減によって生まれた時間は、他のケアに充てたり、利用者さんやスタッフ同士のコミュニケーションに充てたり、有意義なものとなるでしょう。まさに、現場の負担を軽減し、心に余裕をもたらすツールだといえます。
手軽な運用、効果が期待できるプログラム、そして楽しみながら続けられる工夫。介護現場のニーズにしっかりと応える「Dr.脳トレ」のさらなる普及が望まれます。
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日本利器工業株式会社
日本利器工業株式会社は、創業100年を超える刃物メーカーです。理美容用カミソリから業務用雑貨まで、幅広いニーズに対応する高品質な刃物を製造・販売。素材選びから刃付け、仕上げまで一貫した生産体制で、切れ味と耐久性に優れた製品を提供しています。長年の技術と経験で培われた「ものづくり」へのこだわりが、信頼の証です。
使う人を選ばない「みんなのハサミ mimi」
介護の現場では、さまざまな場面でハサミを使う機会があります。テープを切ったり、衣類のタグを切ったりと、介護士の作業に欠かせない道具です。また、施設によっては、安全管理のもと、利用者さんが工作等でハサミを用いることもあるでしょう。
これらのシーンで大切なのは、ハサミの安全性と使いやすさの確保です。「みんなのハサミ mimi」は、そんな介護現場のニーズに応えるハサミとして開発されました。
「みんなのハサミ mimi」は、グッドデザイン賞を受賞したユニバーサルデザインのハサミです。一般的なハサミは、右手用に設計されているものが多く、左利きの方にとっては使いづらいものでした。また、握力が弱い高齢者や手指が不自由な方にとっても、一般的なハサミの操作は負担になることがあります。
同製品は、そうした不便さを解消するため、利き手を問わずどんな持ち方でも使用できる形状を追究。しずく型ハンドルに指掛けが付いたデザインに仕上げました。
このデザインは、一見奇抜に見えますが、実際に手に取ってみるとその使い勝手の良さに驚かされます。
まず、ハンドルが幅広のため、ハサミを横向きに自立させられるのが特徴。スプリングの作用により、指掛けやハンドルを手のひらで押すだけで切れるように作られています。少ない力で済むため、手指を動かしづらい方におすすめです。
もちろん、一般のハサミと同様に手で持って使うことも可能。手袋を付けたまま扱えるので、介護従事者にも最適です。右手と左手、どちらでも切れるというのも嬉しいポイント。使う人を選ばないため、ハサミを用いる業務がスムーズに行えるでしょう。
さらに、刃の部分はフッ素コーティングが施されており、テープやシールを切ってもベタつきません。汚れにくく錆びにくいので、衛生管理が求められる介護現場でも安心して使用できます。
「みんなのハサミ mimi」は、高齢者や障害のある方、介護従事者にとって、まさに画期的なハサミといえるでしょう。使いやすさと安全性を兼ね備えた同製品は、介護の現場での作業効率向上と、利用者さんの安全確保に大きく貢献します。ぜひ一度、その使い心地を体感してみてください。
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おうち美容室・ぽとふ
「おうち美容室・ぽとふ」は、神奈川県を中心に訪問美容サービスを提供しています。自宅や高齢者施設に美容師が訪れ、カット、カラー、パーマなどを施術。美容室へ足を運ぶのが難しい方々の「綺麗」を叶えるお手伝いをしています。一人ひとりの状況に寄り添った丁寧なサービスに、喜びの声が多数寄せられている美容室です。
「綺麗になりたい」を叶える訪問美容
高齢者にとって、美容室へ行くことは肉体的にも精神的にも少なからず負担がかかります。足腰に不安がある方、車椅子を利用している方などは移動だけでも大変なうえ、慣れない環境での施術に緊張を覚えることもあるでしょう。そんな高齢者の「綺麗になりたい」という想いを叶えるのが、「おうち美容室・ぽとふ」の訪問美容サービスです。
訪問美容のメリットは、いつもの場所でリラックスして施術を受けられることです。自宅であれば、使い慣れた椅子に座り、周りの景色もいつも通り。緊張することなく、安心して美容師に髪を委ねることができます。施設においても、移動の手間を軽減し、施設職員の業務を増やすことなく施術が可能です。
介護士や介護従事者にとっても、訪問美容はさまざまなメリットがあります。利用者さんの「綺麗になりたい」という気持ちを叶えることで、自己肯定感の向上や気分転換につながり、QOLの向上に貢献できます。また、清潔で整った髪型は、感染症予防の観点からも重要です。
さらに、美容師が訪問することでコミュニケーションの機会が増え、新たな一面を発見できることもあります。利用者さんの表情が明るくなったり、会話が弾んだりする様子が見られるのは、介護士にとっても大きな喜びでしょう。
代表の中村さんは、施術や会話はもちろん、場の雰囲気づくりも大切にしています。毎回季節に合った造花や小物などを持参し、豊かな空間を演出しているとのこと。訪問美容を通して、利用者さんと施設職員の心が軽やかになるよう努めているそうです。
主な出張地域は、綾瀬市・座間市・海老名市・大和市など。遠方への訪問も対応可能(出張費追加有り)なので、気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
超高齢社会が進む中で、訪問美容の需要はますます高まっています。利用者さんと介護士の双方に喜びを届けてくれる「おうち美容室・ぽとふ」のような温かいサービスは、介護現場において心強い味方となるでしょう。
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