介護士と施設利用者に安心感を!心に寄り添いサポートする組織

介護のアイデア 2024年1月23日
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本記事では、若年認知症の本人や家族をサポートする法人、書道レクリエーションを行う書家、ペットと高齢飼い主の安心を保証する法人を紹介しています。

新たな学びで介護の見識を深めたい介護士さんや、レク業務の負担軽減と利用者さんの笑顔を望む介護士さん、施設入居希望者へ有益な情報を提供したい施設関係者の方は、ぜひ情報収集にお役立てください。

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目次

一般社団法人 全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会

一般社団法人 全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会は、若年(性)認知症本人、家族、支援者の団体で構成されている社団法人です。若年認知症により、本人と家族に生じた差別や不平等を改善し、平穏な社会生活をおくれるよう活動しています。

全国若年認知症フォーラム

全国には、若年認知症の方が約4万人前後いるといいます。その方々に加え、周囲の家族や医療・介護の関係者も加えると、若年認知症に関わりながら生活している人は、膨大な数になるでしょう。しかしながら、十分な支援や理解が浸透しているとはいえない現状があるようです。
そこで同法人では、若年認知症が及ぼす課題の解決に向けて、医療・福祉・介護・就労・その他生活全般等などの面から下記の活動を実施。当事者や関係者のみならず、社会全体への理解促進にも力を入れています。

1.癒しの場所づくり
2.情報共有・情報発信の場
3.政策提言・要望
4.認知症に関連する調査・研究
5.六次産業施設の解説・育成
6.寄付・募金
7.共催事業・連携事業

上記のなかでも「2.情報共有・情報発信の場」に含まれる「全国若年認知症フォーラム」の開催は、理解と支援の輪を広げるものとして活発に行われています。
フォーラム開催の目的は、「若年認知症の啓発とともに、開催地の若年認知症の本人と家族、行政を含む支援者をひとつにし、継続的な活動につながるネットワークをつくる」こと。2010年に東京都の日本青年館で第1回がスタートしたのち、毎年全国各地で講演やシンポジウム、実践・交流の活動報告などが設けられています。

最近3年間のフォーラムテーマは以下の通り。

「当事者の工夫でつなげるテクノロジー~若年認知症×認知症フレンドリーテック~」
「私からつなぐ社会」
「主体的に生きる」

いずれも、介護関係者にとって興味深いテーマではないでしょうか。近年はオンライン配信も行っているので、居住地を問わず参加や視聴が可能です。介護士が若年認知症の見識を深める自己研鑽としてはもちろん、施設での勉強会に活用することもできるでしょう。

なお、同法人では年に1度、会員団体が集まり、若年認知症の現状についての意見交換する全体会も開催しています。そこで挙がった課題は、解決に向けて国へ提言なども行っています。この同法人の活動は、関係者全員にとって心強いものといえるでしょう。

詳細情報

全国若年認知症フォーラム

星の來書道教室 田中翔來

星の來書道教室の主宰である、書家の田中翔來氏。埼玉県所沢市に拠点を構え、書道教室を開催したり、イベント等で書道パフォーマンスを行ったりしています。教室名の「星の來」には、たくさんの輝きを放つ子どもたちが集まる場所にしたいという想いが込められているとのこと。その命名通り、子どもはもちろん、高齢者を含む大人への指導も多くの好評を呼んでいます。

介護レクに活用したい、書道出張レッスン

▲画像提供:星の來書道教室 田中翔來

介護施設やデイサービスでは、利用者の健康促進のためにさまざまなレクリエーションが実施されています。しかし、それらの多くは施設に勤務する介護士やスタッフが考案から、準備、実施、後片付けまでを担っており、業務負担が大きいのも事実。また、利用者が飽きないようバリエーションを広げたり、事故が起きないよう安全に配慮したり、たくさんの心理的負担があるようです。

このような介護現場の一助となるのが、田中氏が提供している書道出張レッスンです。田中氏は介護施設レクリエーション講師としても活躍しており、施設に赴き利用者へ書道指導を行っています。
そこで大切にしているのは、「書道を学ぶことよりも、愉しむことを1番の目的とする」という指導姿勢だそうです。利用者の中には、手が震えて思うように書けない方や筆が持ちづらい方がいるとのこと。人生経験が豊かだからこそ間違いを指摘されたり、直されたりするのを嫌がる方もいるといいます。そんな方々が気持ちよく取り組めるよう、田中氏は手を添え心に寄り添い、尊敬の念と賞賛をもって接しています。
さらに、頭を使い、しっかり腕を動かしてもらうことにも留意。心身を健やかに導くレクリエーションとして大いに期待できるでしょう。

▲画像提供:星の來書道教室 田中翔來

実際に指導している施設では、創作品展を開催し表彰式を行ったところ「賞状なんて何十年ぶりに貰ったかしら」と涙をにじませる利用者もいたのだとか。他者に認められるというのは、本人にとって大きな自信と喜びになります。介護士やスタッフにとっても、レクリエーションに悩む必要がないうえ、利用者に笑顔が増えるのは大変嬉しいことでしょう。

介護士の業務負担軽減だけではなく、施設利用者の日常に輝きをもたらす田中氏の書道レクリエーション。これからも、ますますの広がりが望まれます。

詳細情報

書道出張レッスン

認定特定非営利活動法人 人と動物の共生センター

認定特定非営利活動法人 人と動物の共生センターは、人と動物の共生社会を目指し、飼い主の周囲の方の安全・安心、飼い主自身の幸せな生活、動物たちの福祉の実現に向け活動しています。正しい飼い方の啓蒙、飼い主がいなくなったあとや災害時の備え、ペット産業のクリーン化などに尽力中です。

「ペット後見互助会とものわ」

ペット産業が盛んな昨今、「もし自分になにかあったら、この子はどうなるのだろう」と飼っている犬や猫の行く末を心配をしている方も多いでしょう。特に入院や要介護が現実味を帯びてくる高齢者にとっては、切実な問題だといえます。家族や知人に引き取ってほしいと考えていたとしても、住宅事情により難しいケースもあるようです。
このような実態について、飼い主とペットはもちろん、周囲の方など全ての人にとって安心できるようなシステムづくりが必要だといえます。

そこで注目してほしいのが、ペットの終生飼育を目的とした同法人の互助会「ペット後見互助会とものわ」です。これは、互助会の会員が倒れたり要介護になったりしてペットを飼えなくなった際に、ペットを保護し飼育するというもの。入会金、事務手数料、月々の会費、終生飼育費用を託すことで、ペットの安全、飼い主や周囲の方の安心を保証するサービスです。

▲画像提供:人と動物の共生センター

終生飼育については、ペットが健康で新しい飼い主を探せる場合は、適切な譲渡先を探します。ペットが高齢や病気で譲渡が難しいときは、老犬老猫ホームで終生飼育します。預かりや譲渡に携わるのは、獣医師、弁護士、福祉関係者などのプロフェッショナルなメンバーというのも、大きなポイントでしょう。
預かり施設の見学にも随時対応。ペットは飼い主にとって家族同様に大切な存在だからこそ、同互助会ではその気持に寄り添い、細やかなサービスを提供しています。

このような互助会のシステムは、介護関係者にとっても心強いのではないでしょうか。施設入居に際して、本人や家族への有益な情報としてはもちろん、安心感の提供にもつながるはずです。より良い介護をお届けしたい介護関係者は、チェックしてみてくださいね。

詳細情報

ペット後見互助会とものわ

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※この記事の掲載情報は2024年1月23日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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