
人が互いに尊重しあって生きるためには、自分の思いを伝える、相手の思いを聞くことが欠かせません。しかし、加齢とともに言語能力や口腔機能、聴覚などが低下してしまうため、それが難しいという高齢者もいるでしょう。そこで、当記事では想いを伝える・聞くことができるサービスをピックアップしました。介護施設でも取り入れられるサービスなので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
目次
パーソナルメモリーズ
これまでの自分の人生を振り返り、時系列で書き記す自分史。パーソナルメモリーズは、そんな自分史の作成サービスを提供しています。
同事業所の始まりは、代表・須藤氏のお祖父様が「自分史を作成したい」と、実際に作ってみたときの経験から。お祖父様は、質問されれば記憶を振り返りながら答えられる一方で、自分で昔を思い出しつつ書くというのが難しかったそうです。また、自費出版の会社を調べてみると費用が高く、家族で出し合っても厳しいという問題がありました。
この経験から、お祖父様のように「自分史を作りたいけど作れない」という方を一人でも減らすために、低価格で自分史を作成できるサービスをスタート。「一人でも多くの人に楽しみながら自分史を作成して欲しい」という想いでサービスを提供しています。
おしゃべりしながら楽しく作る「おしゃべり自分史」

同事業所が提供する自分史作成サービス「おしゃべり自分史」は、昔を振り返りながら楽しく記者とおしゃべりするだけで自分史が完成します。おしゃべりして得た情報をもとに記者が執筆し製本まで行うため、自分で執筆したり印刷所を探したりする手間がかかりません。
また、記者が質問を通して利用者の人生で印象に残る出来事を掘り起こしていきます。話すのが苦手、自分の人生に面白みがあるのか不安という方も安心して利用できるでしょう。
なお、自分で執筆したい場合には、自分史作成の助言や製本(1部から可能)のみのサービスもあります。自分でいろいろとこだわって作りたいという方はこちらを利用すると、納得のいく自分史を作れるのではないでしょうか。
実際に同サービスを利用した方からは、「想像以上に立派な出来栄えとなっており感動致しました」「人生をまとめることが出来て大満足です」「おじいちゃんも、よく喋り、頭を働かせて思い出して、元気になってきたと思います」などの声があがっています。

近年、自分史は就活における自己分析の一環として用いられている一方で、介護業界でも認知症予防につながるとして活用が広がっています。昔の記憶を掘り起こすことで脳が活性化され、認知機能の低下を防げるそうです。さらに、気分の安定やコミュニケーション力の改善にも効果があるとのこと。自分史に書き込まれた情報はケアプラン作りにも役立つとされており、歳を重ねた後も自分らしく生きるためにさらなる広がりが望まれます。介護施設においては、節目となる歳を祝うギフトとして同サービスを利用してみるのも良いかもしれませんね。
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株式会社フジ医療器
1954年、大阪府大阪市にて当時・フジ医療器製作所として創業した株式会社フジ医療器。同年にマッサージチェアの第一号機となる木製あんま機の量産化に成功し、以降、パイオニア的存在としてマッサージチェアの発展に尽力してきた美容・健康機器メーカーです。「世界の人々の美と健康に貢献するウェルネス企業をめざします」という経営理念のもと、マッサージチェアだけでなくアルカリイオン整水器やフィットネス機器など、幅広い美容・健康機器の製造・販売・輸出入を行っています。
きこえる喜びを運ぶ「補聴器の出聴便」

一般的に、60歳代になると聞こえづらさを訴える方が急激に増えるといわれています。介護施設を利用している方の中にも、聞こえづらさで悩んでいる方は多いでしょう。最近口数が減っている利用者がいるなら、それは声が聞き取りづらく会話に参加できないのかもしれません。
聞こえづらさに悩む方をサポートするものの一つとして、補聴器があげられます。しかし、購入のために外出するのは利用者の心身に少なからず負担がかかるものです。介護士側も、通常業務が忙しく外出に付き合うのが難しいときもあるはず。そんな利用者や介護士の一助となってくれるのが、補聴器販売実績25年以上の同社が提供する「補聴器の出聴便」です。
「補聴器の出聴便」は、補聴器専門スタッフが自宅や介護施設に訪問し、補聴器のお試し・販売を行うサービス。全国無料で出張が可能(沖縄・離島は除く)。連絡したらスタッフが来るのを待つだけなので、外出の必要がなく、利用者・介護士ともに身体的・時間的な負担が少ない点が魅力です。さらに、利用者が普段生活している環境でお試しができるため、複数の形状・カラー・メーカーの中からじっくりと落ち着いて選ぶことが可能です。そのため、普段の生活に即したぴったりな補聴器を手に入れられるでしょう。
また、補聴器は購入後も定期的な調整が必要になります。購入する前の相談対応だけでなく、使いだしてからのアフターフォローも万全です。
同サービスを利用した方からは「出張対応のおかげで外出せずに済むし、TVの音・台所からの声など、自宅の実生活の環境で調整してもらえて助かります 」「補聴器の調子を診て欲しい時も、電話一本で自宅に来てくれるので、助かってます 」といった声が聞かれているそう。

声が聞き取りやすくなったことで、コミュニケーションが改善したというケースも珍しくありません。楽しい会話は認知症予防や安心感・満足感につながるといわれており、利用者の人生をより面白みのあるものへと変えてくれるでしょう。そんな良い変化のきっかけにもなり得る同サービス。介護施設としても大いに利用してみる価値がありそうです。
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一般社団法人日本声ヨガ協会
一般社団法人日本声ヨガ協会は、「人生の変化を、楽しく健やかに」という協会理念を掲げ、企業向けマインドフルネス研修や、インストラクター養成講座、シニア向け介護予防講座などを展開しています。
協会の名称にも含まれている「声ヨガ」とは、「声で心身を整える」をコンセプトに、代表の八田幸子氏が独自開発した健康法です。呼吸・瞑想・発声(対話や言語化も含む)を柱としています。シニア向けには、マットや難しいポーズ不要でいつでも誰でも楽しく行えることを大切にしています。椅子に座った状態でも参加できるため、立って運動することが難しい方でも安心して楽しめます。
また、同協会は声ヨガを「コミュニケーションのヨガ」と定義しており、心身の健康だけでなく社会的健康の推進も重視して活動している点が特長です。出張の介護レクリエーションや介護予防講座をきっかけに、地域や施設などコミュニティーの交流が深まるような健康づくりの場を創出しています。
声ヨガ式の出張介護予防講座

同協会が提供する介護予防講座は、協会認定講師が介護施設を訪問し、一緒に声ヨガ体操を行いながら健康長寿に役立つセルフケアを学べるサービスです。
種類は、認知症予防のための声ヨガ式「脳トレ」講座、誤嚥予防・嚥下機能向上のための声ヨガ式「喉トレ」講座、メンタルヘルスのための声ヨガ式「心スッキリ」講座の3つ。いずれも適宜休憩を挟みながら、60分から90分ほど行います。
流れとしてはまず、この体操が必要な理由の説明からスタート。必要性を理解したうえで取り組むことで、より体操に身が入るでしょう。説明のあとは実践です。声を出しながら体を動かしたり、参加者と対話をしたり、交流を通じて楽しみながら行える点が魅力の一つ。声が通る感動や一体感を味わいながら、嚥下機能や表情筋・脳を鍛えられます。
施設担当者からは「声を出すことで、患者さん・家族が笑顔になっていく様子をみれて嬉しかった」「入居者の方の意外な一面が見れた」との声が。
また、参加者からは「非常に楽しかったです!今日来て本当によかった。」「心が穏やかになり、安定した感じがします。心も軽くなりました」といった感想が多く寄せられ、講座後は講師のところへ話しかけにやってくる人が行列を成すのだとか。
なお、同協会は出張教室だけでなく、介護予防ヨガインストラクター養成講座も実施。スキルアップの一環として、またコミュニケーションや表現力に自信をつけるためにも、介護士は受講を検討してみても良いかもしれません。

介護予防への情熱と挑戦
同協会では飲み込む力を人と交流しながら楽しく鍛えられる「喉トレ健康かるた」の開発や、世界嚥下デー(12月12日)に誤嚥予防の啓発を目的としたイベント「喉活フェスタ」の開催を行っています。
特に現在開発中の「喉トレ健康かるた」は、介護施設の利用者が自ら率先して喉を鍛えられる仕掛けが満載とのこと。興味のある方は下記詳細情報から、「喉トレ健康かるた」プロジェクトのページをご覧ください。
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