
心と体は密接にリンクしていると言われています。体に不調があると心まで沈んでしまうそうです。そのため介護施設の利用者さんに笑顔で過ごしてもらうためには、心身ともに健康でいれるよう尽力する必要があるでしょう。
そこで本記事では、高齢者の心身のケアを手助けしてくれる組織を紹介します。今後のケアの参考にしてみてはいかがでしょうか。
「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。
サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。
目次
認定補聴器専門店 丹羽

認定補聴器専門店 丹羽は、1969年に岐阜県恵那市で時計店として創業し、1978年から補聴器の取り扱いをスタート。以降、店舗での対応のほか、出張相談や聞こえの相談会など、地域に根付いたサービス提供で信頼と実績を積み上げてきた専門店です。認定補聴器技能者が在籍しており、深い知識と経験、対応力を強みとしています。
補聴器の出張相談
高齢者の中には聞こえづらさを感じる方が多いといいます。相手の声が聞こえづらくなると、人とのコミュニケーションを避けがちになり、塞ぎ込んでしまう方もいるようです。
聞こえづらさの改善方法として補聴器の利用がありますが、普段から介護士の仕事は忙しく、利用者さんの体力も踏まえると、補聴器の取扱店へ行くのは大変なことでしょう。そういうとき、認定補聴器専門店 丹羽の出張相談が役立ちます。

同店舗は「安心」「親切」をモットーに補聴器の相談・販売・メンテナンスを行っており、外出が困難な方々に自宅や施設への出張相談を実施しています。さらに、岐阜県の恵那市、中津川市、瑞浪市などの一部の地域に関しては出張が無料です。詳しい地域は公式サイトをご確認ください。
補聴器と一口で言っても、ブランドは複数あり、タイプもさまざまです。種類が多いゆえに、どの補聴器を選べば良いのか迷うこともあるでしょう。その点、同店舗では本人の現在の聴力や生活スタイルをしっかりとヒアリング。そのうえで、付けているのが目立たない補聴器や、リモコン・Bluetooth機能付きの補聴器、ワンタッチでつけやすく落ちにくい補聴器など、豊富にある補聴器の中から本人に適したものを正直に伝えています。
また、補聴器は1度の調整で本人に合わせることが難しく、複数回の調整が必要です。そのため同店舗では定期的に自宅や施設を訪問し、補聴器の掃除・調整・聞こえの確認を行っています。定期訪問のとき以外にも、連絡があれば即日、もしくは次の日までに訪問できるよう環境を整えており、多治見市くらいまでであれば電池を1つ届けるための訪問も可能だそうです。
店長の丹波さんは、「聞こえ」のお手伝いができることは、お客様の生活の「元気」「安心」のお手伝いができることと考えており、それが仕事の喜びにもつながっているといいます。このように前向きに仕事に取り組んでいるところのサービスを利用することで、施設の利用者さんにも良い影響を与えることができるでしょう。同店舗の無料出張対応エリアやその近辺にある介護施設は、利用を検討してみてもよいかもしれません。
詳細情報
株式会社ほっこりケアサポート
株式会社ほっこりケアサポートは2006年に設立して以降、フットケアの考え方をもとに、介護施設・自宅への訪問や、フットケアサロン、研修・資格制度、フットケアに最適な施術用材料の研究・販売などを行っています。訪問施設数は80箇所を超え、月間利用者数は800人以上です。施術サービス・製品の提供を通じ、みんなが一生、普通に歩ける幸せの実現を目指しています。
高齢者施設向け「ほこケア施術」

巻爪や足のむくみといった足のトラブル。高齢者の場合、そうした足のトラブルから歩行困難や生活習慣病になってしまうリスクがあるそうです。高齢者に長く健康でいてもらうためにも、足のトラブルは適宜適切に対処しなければなりません。
とはいえ、高齢者の足の状態は個々によってさまざまです。そのため画一的なケアの提供は難しく、個別性のあるケアが求められます。しかし、専門知識がなければそれは難しく、皮膚科への受診も簡単ではありません。そういう介護施設の悩みに光を射してくれるかもしれないのが、株式会社ほっこりケアサポートの「ほこケア施術」です。
「ほこケア施術」では、関連校の【FHLナーシングフットケアアカデミ】卒業の技術と知識をしっかり習得した上に、キャリアと実績を積んだ同社のスタッフが介護施設へ訪問し、フットケア、リフレクソロジー、オリジナルトリートメントの3つの技術を活かし足のケアサービスを提供しています。個々にカルテを作成しているため、その人に適した施術を受けることが可能です。
コースは主に3つあり、角質の除去・爪やすりといった基礎ケアを行う「爪チェック&爪やすり&除菌・角質除去」のほか、巻爪やむくみなどのトラブルを集中的にケアする「集中フットケア」、ケアだけでなくフットバスや爪の手入れ、オリジナルオイルトリートメントなどのリラクゼーションも行う「ほこケアプレミアム」があります。

なお、リフレクソロジーというと痛いイメージを持つ方もいますが、同社の場合は全く痛くないことが特徴です。深いリラックス効果があり、自然治癒力と免疫力が向上。それにより、不眠の解消や精神の安定といった精神面への効果、血行促進・代謝改善・痛みの緩和などの身体面への効果に期待できるそうです。
実際に同社のリフレクソロジーを受けた方からは、足が軽くなった、気持ちがいい、おしゃべりが楽しいといった声が上がっています。利用した施設からも、施術を受けた利用者さんの顔が明るくなった、施設の利用満足度向上につながったと好評のようです。足に悩みを抱える利用者さんがいる介護施設はもちろん、利用者さんに笑顔で健やかに生活してもらいたい介護施設にもマッチするサービスといえるでしょう。
詳細情報
リズネイル
リズネイルは、「指先から、笑顔が生まれる」をコンセプトに活動しているネイルサロンです。代表は、日本保健福祉ネイリスト協会の理事を務める平井さん。サロンの施術者も全員、同協会認定の福祉ネイリストです。確かな技術に裏打ちされた、安心感のある施術を受けられるでしょう。
福祉ネイル

年齢を重ねるとさまざまな病気に罹りやすくなるといわれており、認知症もそのひとつ。年々、認知症を発症する高齢者の数は増加傾向にあり、これからも増えていくと予想されています。今後、介護施設の利用者さんに健やかな生活を送っていただくためにも、認知症の予防や症状緩和への取り組みが重要といえるでしょう。そこで注目したいのが、リズネイルの福祉ネイルです。
福祉ネイルとは、高齢者や障がいのある方にネイルを塗り、癒やしや元気を提供する活動のこと。指先は、食事やレクリエーションのときなど、日常生活を送るうえで視界に入りやすく、鏡を見ずとも整容の実感や喜びを感じやすいという特徴があります。さらに、ネイルは手洗いや入浴を複数回行ってもカラーリングが取れる可能性が低く、一度塗ると長く楽しめるのも特徴のひとつ。こうした特徴は、短期記憶障害のある認知症患者脳に対する継続的な脳への働きかけや、BPSDの改善につながる可能性があるそうです。そのほか、福祉ネイルは施術中のコミュニケーションに重きを置いており、ユマニチュードや回想法を活用した心のケアも行っています。こうした面から、認知症の予防・症状緩和を図りたい介護施設にマッチするサービスといえるでしょう。
また、同サロンにはネイルカラーだけでなく、ハンドトリートメントやケア、爪磨きなどのメニューがあります。ネイルカラーに抵抗のある利用者さんも一緒に楽しめるのではないでしょうか。

なお、同サロンは福祉ネイリストを目指している方向けのネイルスクール(日本保健福祉ネイリスト協会認定 佐賀みやき校)を運営しています。福祉ネイリストは、ネイル未経験からでも資格の取得が可能であり、ネイリストのほか、介護・医療職をはじめさまざまな異業種の方が全国で活躍中とのこと。スキルアップの一環として、福祉ネイリストの資格取得を目指してみるのも良いかもしれません。
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