
口の周りの筋肉を鍛えることでオーラルフレイルを予防でき、心と体の健康につながると言われています。そこで本記事では、楽しみながらお口周りのトレーニングができる絵本を開発した株式会社 絵本ナビを紹介します。施設利用者の健やかな心身づくりをもっとサポートしたいとお考えの介護士は、ぜひ目を通してみてくださいね。
目次
株式会社 絵本ナビ
株式会社絵本ナビは絵本に焦点を当て、メディア、コマース、コンテンツ・ラーニングの3つの事業を展開しています。同社が運営する「絵本ナビ」は、日本最大級の絵本情報・レビューサイトで、年間2000万人が利用をしています。公式アプリには市販の絵本を1回だけ1冊まるごと試し読みできる「全ページためしよみ」や、回数制限なしで定額読み放題になる「絵本読み放題」などもあり、ユーザーの心を掴んでいます。
高齢者の口周りの筋力を鍛える、「筋トレことば」

作:杉上佐智枝(日本テレビアナウンサー) / 絵:死後くん
発行:絵本ナビ
近年、介護業界ではオーラルフレイルが注目されています。オーラルフレイルとは、口腔機能が低下した状態のこと。話しにくい、飲み込みにくい、硬いものが噛めないといった症状がある場合は、オーラルフレイルの可能性が疑われます。
オーラルフレイルになると食べられるものが減り、栄養の偏りや食への楽しみがなくなるなど、心身へ悪い影響を及ぼすそうです。心や体の健康を保つためにも、お口の健康に気をつける必要があるでしょう。
オーラルフレイルを予防するためには、口腔内を清潔に保ったりよく噛んで食べたりするほか、お口周りのトレーニングも重要と言われています。しかし、トレーニングと言われると億劫に感じてしまう高齢者もいるかもしれません。そんな方にも楽しくトレーニングしてもらうために活用したいのが、同社と日本テレビ放送網株式会社が共同で作成している音読絵本シリーズ「ニュースで筋トレことば」「こばなしで筋トレことば」です。絵本の文に舌をよく使う言葉を多用しており、シリーズの1作目は五十音図の「さ行」、2作目は「な行」、3作目は「た行」、4作目は「ら行」に特化。音読し続けることで滑舌が鍛えられます。
文の考案は絵本専門士としても活躍している日本テレビのアナウンサーが担当。1作目と2作目はアナウンサーの”かつぜつがえる”が主人公の絵本となっており、実際に職場で使用している言葉も盛り込まれているそうです。3作目と4作目は、はなし家“かつぜつがらす”が披露するこばなしバージョン。現代の日常会話ではあまり使われない言葉もあり、言葉の豊かさに触れながらトレーニングできます。

お口周りのトレーニングをすると、オーラルフレイルの予防だけでなく、表情が豊かになるという魅力もあります。表情が豊かになれば人とのコミュニケーションでプラスに働くため、交友関係が広がり人生に張りが生まれるでしょう。利用者にもっと人生を楽しんでもらいたいと思っている介護士は、「筋トレことば」を使ったお口周りのトレーニングを利用者へ勧めてみてはいかがでしょうか。介護施設で働いているのであれば、レクリエーションに取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
詳細情報
滑舌を鍛える音読絵本シリーズ「ニュースで筋トレことば」「こばなしで筋トレことば」
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