介護施設の日常をより楽しく安全に!アイデアが光る企業や協会

介護のアイデア 2023年8月8日
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介護施設における安全かつ充実した日々は、介護士やスタッフの尽力により成り立っていると言っても過言ではありません。この記事では、そんな日常をより豊かにしつつ、関係者に安心感をもたらす製品やシステムを紹介します。今後のレクリエーションや安全管理の参考に、ぜひ目を通してみてください。

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目次

一般社団法人あでやか切り絵協会

深川行敏氏が代表を務めている、一般社団法人あでやか切り絵協会。
介護施設での勤務やイラストレーター、デザイナーとしての経験を持つ深川氏が考案した『あでやか切り絵』が、多くの施設からレクリエーションや片麻痺のある方のリハビリに最適と注目を集めています。

▲画像提供:一般社団法人あでやか切り絵協会

あでやか切り絵とは

『あでやか切り絵』とは、予め切り絵風絵柄の内側がくり抜かれた台紙の裏側に、ちぎった色紙を貼りつけて、鮮やかな切り絵を作っていくという製品です。この製品のポイントは、ハサミやカッターのような鋭利な道具が不要という点。手指の機能が衰えがちな高齢者にとって、ハサミやカッターは扱いづらいものです。ましてや、レクリエーションのように複数人で行うとなれば、ますます危険度が高まるでしょう。
そんな懸念を解消すべく考案されたのが、同製品です。
植物やしなやかで美しい人物、動物や恐竜・ユーモラスな表情のロボットやピエロなど、さまざまなイラスト台紙も準備中です。
あとは、指でちぎった色紙と糊(スティック糊または木工ボンド)だけで作れるため、高齢者施設でも安心して取り組めます。
また、用いる紙は色紙や千代紙に限らず、新聞広告チラシのようにさまざまな色で印刷された紙で作るのも味わい深いそうですよ。
貼り付ける紙によって一人ひとり異なる風合いに仕上がるので、参加者同士で見せ合うといったコミュニケーションにも効果的。みんなで賑やかな時間が過ごせるでしょう。

▲画像提供:一般社団法人あでやか切り絵協会

あでやか切り絵プレゼンターになるための講座(準備中)

同協会では、介護施設・幼稚園保育園・小学校・養護学校や地域のコミュ二ケーションセンターなどで同製品を使用してイベントを行える[あでやか切り絵プレゼンター]の育成講座を開催しています。

まずは、ベーシックコースにて、基礎・基本を学習します。講座内容は、テキストに沿って学び、8絵柄の切り絵を作成。最終試験は、レポートと添削課題で行います。
通信講座なので自分の都合のよい時間に取り組めるうえ、楽しみながら習得できる内容になっているそうです。

ベーシックコースの修了後、希望者は同協会からプレゼンターとして認定されます。プレゼンターになるとイベントの開催に伴い、製品がお得に購入できるとのこと。
作る人・観る人すべての人に笑顔、自信や元気を与えるという「あでやか切り絵」。レクリエーションをもっと充実させたい、介護の現場に笑顔を増やしたいという介護士の方は、製品の導入やプレゼンターへの挑戦を試みてはいかがでしょう。

詳細情報

あでやか切り絵

株式会社キャトルプラン

株式会社キャトルプランは、防犯カメラをはじめとする各種防犯機器の開発および販売を行っています。代表取締役社長の佐藤氏は、防犯システム会社での勤務経験を活かして同社を設立。「お客様・仕入先様と共に成長していきたい」という想いで、商品の開発やより良いサービスの提供に注力しています。

労力と人件費の削減「離院防止システム」

▲画像提供:株式会社キャトルプラン

施設勤務の介護士が感じる困りごとのひとつに、施設利用者の離設がよく挙げられます。もちろん、いずれの施設でもスタッフ全員で情報を共有したり、細やかに目を配ったりしていますが、それでも離設を完全に防ぐのは難しいようです。加えて、利用者が施設外に出たあとの徘徊行動や健康状態も心配なところ。転倒による怪我や脳震盪、車との事故、熱中症などさまざまな危険が考えられるため、気が気ではないでしょう。それは施設側のみならず、利用者の家族にとっても同様です。

また、現場の声によると離設や徘徊は夜間に発生するケースが多く、捜索に多大な労力と人件費がかかるとのこと。関係者全員にとっての安全・安心を確保したくとも、コスト面がネックになっているところもあるようです。

▲画像提供:株式会社キャトルプラン

そこで、同社ではこの問題をシステム開発にて解消。「離院防止システム」として、施設への導入を提案しています。
同システムは、検知ユニット・ICタグ・警報ユニット・ランプの4つの機器で構成されています。施設の出入り口に設置した検知ユニットが、利用者のICタグに反応して離設を検知し、警報ユニットへ無線で通知。同時にランプも点灯し、有事を知らせる仕組みになっています。
精密機器に影響が少ない無線を利用しているため、設置箇所は問わないとのこと。大規模な工事も必要ないので、導入コストや部外者の出入りが抑えられるでしょう。

離設予防、迅速な対応、導入費や人件費の削減など、介護士や事業所にとって大きなメリットがある「離院防止システム」。ひいては、利用者の安全が図れるうえ、ご家族にも安心を提供できると言えるでしょう。

詳細情報

離院防止システム

株式会社メガハウス

株式会社メガハウスでは、玩具やフィギュア、ゲームなどの企画・開発および製造・販売を行っています。

力の弱い高齢者も視覚障害のある人も楽しめる「一体オセロ」

▲TM&©Othello,Co.and MegaHouse

介護施設におけるレクリエーションや語らいの場にて、ボードゲームを楽しむ光景がよく見られます。そんなボードゲームの中でも、多くの方に馴染みがあるものとして「オセロ」が挙げられるでしょう。黒と白の石で陣地取りをしていくオセロは、年代を問わず楽しめるゲームとして人気です。また、頭脳戦という要素も含むため、高齢者の脳活にも適すると言われています。

しかし、難点をあげるとすれば、石を紛失しやすいということでしょう。石があってこそのゲームなので、1つでも失くしてしまうとゲームの実施に支障をきたしてしまいます。加えて、石自体が小さく平たいため、高齢者にとってはつまみづらいという声も聞かれるようです。

そこで同社が開発したのが、黒・白・緑の三色の面が回転する石を盤マスに内蔵した「一体オセロ」です。石の色を変えるときは、マスのフチを指で押して回転させる仕組みになっています。

これにより、石を失くす心配を解消。石の収納スペースも必要ありません。指で押すだけで簡単に色を変えられるため、つまみ損なうことも皆無。高齢者本人の自信を損なわないという嬉しい効果も期待できます。
また、盤を除菌シート等でサッと拭けるので、常に清潔な状態を保てます。施設利用者の健康維持のため、衛生面に留意が必要な介護施設にとっては、歓迎すべきポイントと言えるでしょう。

さらにこの石は、黒色の面に凸、白色の面に凹があり、触ると石の色が判別ができるように作られています。高齢者の中には、加齢による眼の疾病で視覚障がいがある方もいます。これまでオセロをすることが難しかった同様の方々も、この製品であればきっと楽しめるのではないでしょうか。
さまざまな方が扱いやすいよう工夫が施されている「一体オセロ」、介護施設での賑やかなひとときに一役買ってくれそうです。

詳細情報

一体オセロ

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関連ジャンル: 介護のアイデア

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※この記事の掲載情報は2023年8月8日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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