もしもに備えよう!介護にまつわる不安を解消へ導く組織

介護のアイデア 2023年4月18日
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人は年齢を重ねていくと、身体機能の低下や環境の変化などにより、将来のことが不安になりがちです。そうした不安からつい、介護士につらく当たってしまったり、甘えすぎて要求をどんどんエスカレートさせてしまったりする高齢者やその家族は一定数います。

そこでこの記事では、そうしたときに介護士の力になってくれる法律事業所、高齢者やその家族の不安を和らげられるサービス・企業を紹介します。

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

介護・福祉系弁護士法人 おかげさま

▲外岡代表/提供画像:介護・福祉系弁護士法人 おかげさま

弁護士法人おかげさまは、手掛ける案件の9割以上が介護・福祉案件という法律事務所です。ホームヘルパー2級、ガイドヘルパー、レクリエーション介護士検定2級を持ち、現場での勤務経験もある外岡潤氏が代表を務めています。介護に関する豊富な経験・知識を活かし、問題が起こった時の対応だけでなく、そもそも問題が起きないように予防にも着手。『介護現場における「平和」を創造し維持する活動を通じて、いつか「お人好しは報われ、正直者は天国をみる」が常識となるような世間を創りたい。』という想いのもと、介護業界の争いを減らすべく尽力しています。

介護・福祉業界に特化した法律対応

介護現場では転倒や誤嚥など事故が起きないように気をつけていますが、それでも事故が起きてしまうこともあります。事故が発生した場合、まずは利用者の家族と話し合いが行われますが、このときの対応が適切であれば話し合いだけで解決となるケースがほとんどです。しかし、対応に問題があれば利用者の家族から訴えられることがあります。訴えられたら、相手と直接交渉する職員はもちろん、そこで働く職員全員に大きな精神的負担がのしかかってくるでしょう。それは問題が解決するまで続き、長期化してしまえばさらに大きくなります。

また、介護業界では利用者やその家族から受けるカスタマーハラスメントが問題となっています。例えば、将来への不安から心の余裕がなくなり過度なクレームや悪質な迷惑行為を繰り返してしまうケースや、認知症によって感情のコントロールが効かなくなり暴言・暴力といった問題行動を起こしてしまうケースなどです。介護施設ではこれらの問題にも対処しなければなりません。

同事務所では、こうした介護事故やカスタマーハラスメントといった問題が発生した際に、顧問弁護士として適宜法的なアドバイスや相手との直接対応などを行っています。何か問題が起きたとき、頼る先があれば精神的な負担を減らせるでしょう。
さらに、そもそも問題が発生しない体制づくりをサポート。介護に特化した法律事務所としての豊富な経験を活かし、現場職員・管理職向けの研修を提供しています。事前にヒアリングを行い、各介護事業所に応じて研修内容をカスタマイズしている点が特徴です。オンラインやオンデマンド配信も可能となっており、日本のどこからでも研修を受けられます。事前にしっかりと対策を講じることで、安心して利用者のケアに集中できるでしょう。

詳細情報

介護・福祉系弁護士法人 おかげさま

株式会社grigry

株式会社grigryは、「より自由に 自分らしく人生を楽しめるセカイ​」をビジョンとして掲げている企業です。それを叶えるためには、心もカラダも健康であることが必要不可欠であるというのが同社の考え。そこで負のストレスからの解放により、人々の心とカラダの健康に寄与することを目指しています。

お守り型IoT護身・見守りデバイス「omamolink」

脳卒中や心疾患、転倒による骨折などになりやすいと言われている高齢者。1人でいるときにそうした急な体調不良や怪我に見舞われないかと、不安に思っている高齢者やその家族も少なくないでしょう。そういうとき、同社の護身・見守りアイテム「omamolink」があると安心できます。

▲画像提供:株式会社grigry

「omamolink」は、周囲に異常を知らせる防犯ブザー機能、犯罪に巻き込まれた時の証拠となる自動録音機能、大切な人に位置情報を伝えるSOS発信機能が搭載されています。小さなお守り型(6cm×4cm×2cm)で、重さは36グラムです。蓋を開けると大切なものをしまえる小さなスペースもあります。2022年度のグッドデザイン賞を受賞しており、おしゃれで持ち歩きやすい点も魅力です。

「omamolink」の特徴は、ボタンを押さずとも振るだけで(振動で)SOSを発信できること。同社が独自開発した高度な振動検出プログラムにより、例えスマホを操作できないような緊急時でも、「omamolink」を入れたカバンを振ったり、ポケットを叩くだけでSOSを出せます。
また、プライバシーに配慮されていることも特徴の一つです。常に位置情報がわかると、まるで監視のようで嫌という高齢者やその家族もいるでしょう。しかし「omamolink」はSOSを出したときのみ位置情報を発信します。普段は位置情報を発信しないため、監視している・されている感が薄く、見守りによるストレスを軽減できるでしょう。

▲画像提供:株式会社grigry

なお、SOS発信時はボタンを長押ししてSOSを止めるまで1分ごとに位置情報が更新されます。誰かに助けられて場所を移動する場合でも、それを見れば向かっている方向や移動スピードがわかるため、家族もすぐに駆けつけることが可能です。
高齢者本人やその家族をはじめ、介護に関係する全員に安心感を与えてくれる同製品。もしものときに備えることでみんなの心に余裕が生まれ、多くの方が心穏やかに生活できるでしょう。

詳細情報

omamolink

株式会社サイエンス

株式会社サイエンスは、企業理念として「すべてのお客様に、感動と喜びを与え続けることを使命とする。」ことを掲げるファインバブル専業メーカーです。ファインバブルとは直径が100μm(0.1mm)より小さな泡のこと。そのうち気泡の直径が1~100㎛未満をマイクロバブル、1㎛未満をウルトラファインバブルという(国際標準規格)。このファインバブルを生み出す技術を用いて、シャワーヘッドをはじめさまざまな製品を製造・販売しています。

見守りセンサー「ミラバスガーディアン」

家庭の浴槽での溺死者数は、ここ10年ほど増加傾向にあります。そして溺死者数のおよそ9割は65歳以上の高齢者です。高齢になると暑さや寒さに対する感覚が鈍くなってしまい、温度変化に体が対応できないことがあります。そのためヒートショックや熱中症などになりやすく、そのまま溺死してしまうことがあるのです。

ヒートショックとは急激な温度変化により血圧が大きく変動し、失神や不整脈などを起こすことです。例えば冬場は寒い脱衣所・浴室内と、熱いお湯を張った浴槽内で大きな温度差が生まれます。この温度差が10度以上になるとヒートショックを起こしやすくなるため、注意しなければなりません。
また、浴室内は発汗しやすい環境であるため、熱中症にもなりやすいです。高温のお湯に長く浸かっていると脳内の血流が減少し、意識障害を起こしてしまうことがあります。

こうした入浴事故を防ぐためには、脱衣所への暖房器具の設置や、家族による声がけが有効です。発見が早ければ命が助かる可能性が高くなるため、特に家族による声がけは重要になります。
しかし、家族からの声がけが難しい場合もあるでしょう。そういう場合は、同社と株式会社ライフケアビジョンが共同開発した「ミラバスガーディアン」を使ってみてはいかがでしょうか。

「ミラバスガーディアン」は、同社が開発した「ミラバス」シリーズの一つです。まず「ミラバス」とは、毛穴の奥まで届く3㎛のマイクロバブルを生成できるマイクロバブル入浴装置のこと。浴槽に「ミラバス」を設置すれば、お湯に浸かるだけで肌の老廃物を取り除けます。また浴槽壁面の汚れや配管の汚れを分解・除菌・消臭する「マイクロイオニー」も搭載しており、入浴後の配管掃除が楽になる点も魅力です。
その「ミラバス」に、見守りセンサーと連絡機能を付けたものが「ミラバスガーディアン」になります。入浴に合わせて自動で見守りセンサーが起動。一定期間動きを検知できなければ入浴者に音声で注意を行います。

▲画像提供:株式会社サイエンス

また、もしそれでも反応がなければ警報装置への発信も可能です。発信にあわせて浴槽のお湯を強制的にポンプ排水させることもオプションでできます。
入浴する高齢者はもちろん、声がけが不要となり時間をより有効に使えるようになった家族にとっても、バスタイムは安らぎの時間となるでしょう。

詳細情報

ミラバスガーディアン

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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2023年4月18日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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