便利製品と知識を活用して介護を楽に!現場の声を大切にする組織

介護のアイデア 2023年3月7日
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介護の仕事と聞くと、「きつそう」「常に高齢者の安全確保しないといけないので大変そう」というイメージがありますが、便利アイテムを活用したり介護に役立つ知識を得たりするなど、ちょっとした工夫をすることで業務が楽になり、より良いケアを実践できます。

そこで本記事では、介護職にマッチするアイデア製品を開発する企業と資格取得支援団体にスポットを当ててみました。

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

株式会社五常

株式会社五常は、物流機器事業・建築工事業・環境改善商品開発販売事業の3事業を展開する企業です。外壁や屋根の塗装・遮熱をはじめ、防水工事や各種台車の製造・販売・レンタルなど、幅広く手掛ける同社。企業理念として掲げる「悩み解消」を実現すべく、顧客の悩みに耳を傾けながらニーズにマッチする製品・サービスを提案しています。

超軽量台車「天使のカゴ台車Light」

▲画像提供:株式会社五常/左:広げた状態 右:左右のフレームをたたんだ状態

「天使のカゴ台車Light(ライト)」は、キャスター付きの超軽量台車です。台車の素材としてアルミを採用し、軽さを追求。また、左右のフレーム両方をパタパタと折りたためる「パタメル」仕様なので、使ったあとはコンパクトに収納できます。

ちなみに、折りたたみ時は、セダンやステーションワゴンといった全高の低い乗用車・軽自動車へ積み込めるサイズです。これまで「収納スペースが限られているので、カゴ台車を導入するのは難しい」という施設・事業所も安心して活用できます。
※両面折りたたんだ状態での自立はできません。

▲画像提供:株式会社五常

仕事も台車もスマートに

介護施設でリネン業務に携わる人が負担に感じていることの一つに、重い荷物を何回も運ばなければならないことが挙げられます。特に大規模な入居型施設の場合、シーツ、枕カバーといった寝具類や汚れた衣類などを回収したり、洗い終わった洗濯物を運んだりという作業を居室毎に行わなければなりません。さらに大きなカゴ台車だと進行方向が見えにくくなるため、設置物に衝突して荷物が落下したり、スタッフや利用者と接触してケガを負わせたりと、重大な事故につながるおそれもあります。

小さい(小型)・軽い(軽量)・両面パタパタ折りたたみ(パタメル)の3つの特長を持つ同製品の高さは1100mmなので、女性スタッフやシニアスタッフでも前方の視界を遮ることなく安心・安全・楽に運搬することが可能です。また、貨物用エレベーターにもそのまま積み込めるので、各階への移動もラクラク。リネン業務をはじめとした運搬作業を担う介護現介護士さんの強い味方になるでしょう。

詳細情報

天使のカゴ台車Light

一般社団法人 ハウスキーピング協会

一般社団法人ハウスキーピング協会は、家事の社会的価値向上を目的に2003年に設立された団体です。人間の生活に欠かせない仕事でありながら、対価が不明確のため評価されにくい家事労働。同団体は、整理収納アドバイザーの育成をはじめ、家事代行サービスの運営や家事に関する資格の講座・試験・認定を実施するなど、家事の価値を見える化・向上を図るべく、さまざまな活動を行っています。

「介護環境整理アドバイザー」

超高齢社会を迎え、人手不足が深刻化している介護業界。また、高齢者の増加で介護施設の数が不足しているのも課題となっており、介護人材・施設の不足による在宅介護はさらに増加すると見込まれています。そんな、今後ますます増加する在宅介護を安全かつ適切に行うための知識を身につけるのが「介護環境整理アドバイザー」の資格です。

こちらの講座で学ぶのは、「介護環境の向上を目指して」「整理収納の基本〜高齢者バージョン〜」「介護と収納整理」など全5項目。介護環境整理アドバイザーの役割と目的から収納のノウハウ、介護に適した家具選び、公共制度・支援まで、在宅介護をするうえで知っておきたい知識を習得できます。

こんな方におすすめ

同資格は、学歴や年齢、実務経験といった受講資格はなく、誰でも受講することが可能です。現在家族を介護しているという方はもちろん、将来の家族の介護に不安を持つ方、介護職を目指す方など、さまざまな生活背景・思いを持つ方が受講しています。

また、同資格は介護現場で活躍中の介護士さんにもマッチします。施設内居室の整理スキルを身につけることで、利用者の居室環境を安全・清潔に保つだけでなく、介護しやすい環境の整備や作業効率化も図れるでしょう。同資格に興味のある介護士さんや、これから介護のお仕事にチャレンジしたいという方は、公式サイトにアクセスしてみてください。

詳細情報

介護環境整理アドバイザー

シヤチハタ株式会社

ネーム印、Xスタンパーなどのシヤチハタ印やネームペンでおなじみのシヤチハタ株式会社は、1925年に創業された歴史ある企業です。設立以来、製品を通じてユーザーへ「便利」「楽しさ」「安心・安全」を提供し続ける同社。ユーザーの声を拾い上げながら、子どもから大人まで、家庭用からビジネスまでと、あらゆる年代・シーンで活用できる製品開発に取り組んでいます。

「どこでも持ち物スタンプ 氏名印タイプ」

▲画像提供:シヤチハタ株式会社

介護施設へ入所する際、利用者の持ち物に名前入れが必要です。介護士さんも利用者やその家族へ「持ち物に名前を記入してください」とアナウンスしていることでしょう。とはいえ、持ち物すべてに手書きするのは大変です。名前シールを作って貼るという方法もありますが、剥がれやすかったり材質によっては貼れなかったりというデメリットもあります。そんな、入所時の負担を軽減するのが「どこでも持ち物スタンプ 氏名印タイプ」です。

同製品の特長は、布だけでなくプラスチックや金属などにも対応していること。認印として広く親しまれている同社の主力製品シヤチハタネーム印と同じように、ポンと押すだけで簡単に名入れが完了します。

「どこでも持ち物スタンプ 氏名印タイプ」のメリット

同製品は、水洗いしても落ちにくい専用油性インキを採用しています。衣類やタオル、プラスチックコップなど、洗う度に消えかけていた名前を書き直さなければならないというストレスが軽減されるうえ、消えかけていてもスタンプを一押しするだけできれいに名入れできるので業務効率化にもつながるでしょう。

▲画像提供:シヤチハタ株式会社

なお、文字数は二列最大8文字(一列4文字)まで対応できます。たとえば、同じ名字の人が集まる地域にある施設やフルネームが原則という場合も、漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字合わせて8文字以内であれば、フルネームで作製可能です。

詳細情報

どこでも持ち物スタンプ 氏名印タイプ

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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2023年3月7日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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