介護のヒントがここに!使う人の思いを考えた開発に取り組む企業

介護のアイデア 2022年12月5日
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本記事は、高齢者や疾患を抱える方の気持ちに寄り添った製品を開発する企業にスポットを当ててみました。「利用者はどのようなことを望んでいるのか」「どんなアイテムがあれば快適に過ごせるのか」そんな要介護者への理解を深めたい介護士さんは、最後までチェックしてみてください。

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

株式会社小林縫製工業

株式会社小林縫製工業は、栃木県栃木市に本社を構えるインナーメーカーです。「ひとを美しく 社会を明るく」を理念に掲げ、使う人へ安心・安全・快適なインナーファションを提案。ファンデーション・ランジェリーをはじめ、マタニティインナーや介護特殊下着などの開発・製造を通して、日本のものづくりと「MADE IN とちぎ」の良さを発信しています。

また、同社が展開する事業の一つシャワーブロッサム事業では、女性下着製造で培ってきた技術やノウハウを駆使して、人と社会を愛・笑顔・思いやりでつなぐアイテムを創造。機能性と快適性にこだわった普段使いにマッチする商品がラインナップされています。

メディカルケア腹帯「ピーチテックボディ 快腹帯®」

▲画像提供:株式会社小林縫製工業

シャワーブロッサム事業の主力製品の1つ「ピーチテックボディ 快腹帯®」は、手術後の抜糸による傷痕や内臓の違和感を軽減するメディカルケア腹帯です。独自素材ピーチテックを使用した同製品は、ウエスト調整機能のほか、アウターに響かない薄さや着脱のしやすさ、優れた耐久性など、さまざまな機能性を兼ね備えたスグレモノ。さらに、矯正や補正と異なりマザーズタッチのような心地よい微圧で回復力を高めます。

なお、同製品は洗濯機での丸洗いが可能です。施設内で洗濯できるので、毎日清潔に使用できます。

術後の高齢者にマッチ

高齢になると、自然治癒力の低下により傷の治りが遅くなる傾向にあります。特に開腹手術を受けた高齢者は、抜糸後の傷の治りに時間を要するとその後のリハビリに影響する恐れも。同製品は締め付け感がないので、腹巻の締め付け感が苦手で装着することに抵抗があるという高齢者も安心して使用できます。

▲画像提供:株式会社小林縫製工業

さらに特筆すべきは、自社の代表者が大きな開腹手術を経験した際の療養生活の実体験より開発されたもので、手術後のお腹の術後痕の違和感や内臓の下がり感を緩和するので、快適な生活でマインドを上げ健康を取り戻す意識を高め、美味しい物を食べて治癒力を高める補助にもなります。利用者の食欲低下に頭を抱える介護士さんの悩みを解決へと導くでしょう。実際に使用したユーザーからは、「ほどよいサポート感で背筋も伸びる感じがする」「薄いのに適度な圧と固定感がある」といった声が届いています。

詳細情報

ピーチテックボディ 快腹帯®

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株式会社ささき

東京都江東区に本社を構える株式会社ささきは、外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事などの事業を通して、地域の整備や住みやすい街作りに貢献しています。創業60年以上を誇る確かな技術力には定評があり、近年はその豊かなスキルと経験を活かし、生活雑貨の開発にも着手。各種メディアから注目を集めるような、画期的な製品を創出しています。

介護向けトイレットペーパーホルダー「コロベークン」

▲画像提供:株式会社ささき

身体機能の衰えが段々と顕著になってくる高齢者にとって、自力でトイレに行けるというのは自尊心の保持に大いに影響します。一時的にオムツを使用したり、介助を要したりしても、リハビリ等により自力でトイレを済ませられるようになると、大きな自信にもなるでしょう。
排泄というデリケートなことだからこそ、高齢者に対し、周囲の人々もさまざまな配慮を図る必要があります。

しかし、高齢者からは、自力でトイレに行けたものの、筋力の衰えによりトイレットペーパーが上手く引き出せない、切り取るのが難しいといった声もあるようです。従来のトイレットペーパーホルダーは、薄いペーパーを指でつまんで引き出し、片手でホルダーの蓋を抑え、もう片方の手で切り取る仕様が大半です。このように指先や両手を使う動作は、高齢者にとって思いのほか難しいと言われています。怪我や病気のリハビリ中、何らかの後遺症がある方にとっては、なおのこと困難でしょう。
これでは、せっかく自分でトイレに行けたとしても、かえって自信を無くしてしまうかもしれません。高齢者の心の健康のためにも、操作の改善が望まれます。

同社では、このような困りごとを受け、ペーパーの引き出しと切り取りが容易にできる「コロベークン」という製品を開発しました。
ペーパーの引き出しは、蓋上部に付けられたローラーをコロコロと回すだけで、ペーパーがつかみやすくなりますので、指先に不安がある方でも簡単に使用できます。
また、蓋には適度な荷重があり、安全かつ切れ味の良い刃がついているので、片手で簡単に切り取れます。

実際に使用してる方からは、「不便さを解消してくれ、自信がつきました」「うまく出る、うまく切れる使用感に感動しています」「ケアマネージャーにも紹介しました」といった喜びの声が寄せられています。メディアで取り上げられたこともあり、介護業界のみならず、今やさまざまな箇所で用いられている製品です。

カラーの展開も豊富で、ホワイト・ブルー・レッド・グリーンなど鮮やかに取り揃えています。こちらも「気持ちが明るくなる」と大好評。さらに、ローラーは丸洗いできるので、衛生面でも安心して使用できます。介護施設のような集団生活の場にも適しているでしょう。

高齢者の自己肯定感を上げてくれる「コロベークン」、ますますの活用が期待されます。

リフォームレシピ

リフォームレシピは、岡山県を拠点に古民家改修やリフォーム・リノベーション、営繕・修理工事などを手掛けています。地元に根ざした企業として、住まいに関するあらゆるサービスを提供。同社スタッフが、耐震診断・インスペクションの観点から最適なリフォーム設計プランを提案するとともに、直接施工を行っています。

また、同社では福祉機器の販売やボイスキャンメンテナンス、パソコンメンテナンスといった福祉機器に関する事業を展開。住まいや福祉など、人々の暮らしに欠かせないサービスの提供に尽力しています。

音声認識環境制御装置「ビーハンド®」

▲画像提供:リフォームレシピ

同社が開発した「ビーハンド®」は、頸髄損傷や筋ジストロフィー、ALSなどの理由で上肢にハンディキャップを持つ方のための音声認識環境制御装置です。ビーハンドの画面には、登録した家電や機器が表示される機能パネル、登録したリモコンボタンや機器操作の命令が表示されるコマンドパネル、電話機能ボタン・設定ボタン・終了ボタンが表示された設定パネルが備わっており、専用フレキシブルマイクを使って音声操作します。

そんな同装置の特長は、柔軟な音声認識です。利用者の発話レベルに合わせるだけでなく、発話の長さや方言、訛りにもしっかり対応。また、音声操作の言葉を自由に決められるので、利用者はいつも使っている言葉や馴染みのある言葉など、オリジナルの設定が可能です。

「ビーハンド®」でできること

▲画像提供:リフォームレシピ

同装置は、電話の受発信をはじめ、テレビ、エアコン、オーディオ機器といった家電製品の環境制御操作ができます。たとえば、家電製品のオンオフはもちろん、テレビ番組の予約や録画動画の再生、エアコンの風向き・温度・湿度設定など、リモコン同様の操作を実現。さらに、オーダーで電動ベッドやナースコールの操作にも対応します。

介護者の中には、◯◯装置と聞いて苦手意識を持つ方もいるかもしれません。同装置は、電源をオンにしてマイクを口元に向けるだけで簡単に準備できます。また、設定についてはスタッフが行うので安心です。公式サイトには、基本的な使用方法や便利な使い方など、動画を添えて解説されているので、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょう。

詳細情報

ビーハンド®

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※この記事の掲載情報は2022年12月5日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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