
本記事では、介護業務をバックアップしながら要介護者の健康と安全を支える製品・サービスを開発する企業をご紹介します。どれも参考になる内容なので、好奇心旺盛な介護士さんは最後まで目をとおしてみてください。
目次
株式会社東屋
株式会社東屋は、沖縄県沖縄市において、高齢者食・介護食・療養食に特化した事業を手掛けています。給食委託事業からスタートした同社のミッションは、施設厨房における苦労・沖縄ならではの苦労から得た教訓を他施設厨房で役立てること。雇用難や早朝勤務の大変さ、台風の中での出勤など、施設厨房が抱えるさまざまな問題をサービスでカバーするとともに、高齢者の健康を食でサポートしています。
調理済み介護食食材お届けサービス

「利用者にもっと食事を楽しんでほしい」「調理にかかる時間を削減したい」という介護士さんの思いを叶えるのが、同社が展開する調理済み食材お届けサービスクックチルです。クックチルとは調理法の一つで、加熱調理した食品を急速冷却し食事時間に合わせて再び加熱し提供するという調理システム。湯煎で温めて食器に盛り付けるだけで、従来の配食サービスのお弁当では再現できない本格的な料理を楽しむことができます。
なお、同サービスはきざみ食やムース食といった介護食のほか、糖尿、減塩、透析などの療養食も対応可能。利用者個々の身体状態に合わせた食事を提供することは、人手や手間がかかるうえに、調理法によっては知識・技術が必要です。少ない人員でも、効率よくクオリティの高い料理を提供するためのお手伝いをします。
地元でしか実現できないきめ細やかなサービス

同サービスの特長は、一般的なクックチルシステムに採用されている冷凍と異なり、チルド真空パックで提供していること。これは、県内製造・県内配送だからこそ実現できるシステムで、味・食感・色あいなど、冷凍調理済み食材では難しかった「作りたて」により近い状態で届けられています。
気になるメニューは、島野菜をはじめとする地元食材をふんだんに使った地産地消料理です。地元の栄養士・調理師が作る昔ながらの沖縄フードで、利用者を笑顔にします。デイサービスをはじめとする少人数の施設から大規模な入居型施設まで、人数を問わず利用できる同サービス。興味のあるうちなーんちゅの介護士さんは、公式サイトにアクセスしてみてください。
詳細情報
登録は1分で終わります!
酒田米菓株式会社
古くから米どころとして知られる山形県酒田市で、米菓およびせんべい・だんごといった生地の製造販売などの事業を展開する酒田米菓株式会社。日本で初めてうす焼きせんべいを世に出した同社は「世界に誇れる米文化を伝統菓子でつないでいく米にこだわる菓子専門メーカー」という企業理念のもと、オランダせんべいをはじめ、さまざまなヒット商品を生み出しています。
創業以来、一貫して米と製法にこだわり続ける同社。米菓の提供を通して、地元の特産品を守るとともに日本の伝統・食文化の継承に努めています。
咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」

子どもから大人まで、世代を問わず幅広く親しまれているせんべいですが、高齢になると口腔機能低下などを理由に硬いものが食べられなくなり、自然と柔らかいものに偏ってしまう傾向にあります。そんな高齢者にいつまでも口から噛んで食べてもらいたいという思いから開発されたのが、「パタカせんべい」です。
口から噛んで食べるには、口腔内の状態を把握することがとても大切です。「パタカせんべい」は、高齢者の咀嚼機能のチェックとして活用できるのもポイントの一つ。たとえば、1枚を口に入れ30回以内に飲み込める程度に咀嚼ができれば、咀嚼機能は正常と判断できます。
商品名を見て「パタカってどういう意味?」と、疑問に感じる介護士さんもいるでしょう。パタカとは、「パリッと割れて・食(タ)べて美味しく・カラダに優しい」という3つのキャッチフレーズの頭文字を繋げたもの。国産うるち米・砂糖・塩とシンプルな原材料で製造された素朴な味わいのせんべいです。
「パタカせんべい」で高齢者の食べる楽しみを守る

同製品の特長は、名前のとおりパリッと割れますが、せんべい特有の噛みごたえはしっかりと感じられるので、美味しく食べられることが特長。一方、唾液で柔らかくなりやすく、なかなか飲みこめなくてもせんべいが口の中で溶けるように作られています。よって、せんべいを食べたくても我慢しているという高齢者の「食べたい」希望を叶える製品です。
なお、同製品は塩分控えめのため、高齢者はもちろん赤ちゃんや子どもも食べることが可能です。介護施設だけでなく、放課後デイサービスでのおやつ献立にも活用できるので、介護士さんやスタッフが抱える、毎日のおやつ選びのお悩みを解消できます。
株式会社Uni Tag
株式会社Uni Tagは、RFIDの設計・開発・製造・販売のほか、技術サービスを含むコンサルティング事業を展開しています。RFID(Radio Frequency Identification)とは、電波を用いてRFタグに保存されているデータを非接触で読み書きする技術のこと。アパレル・小売業をはじめ、運送業や倉庫業、医療・福祉など、幅広い業界で活用されています。
同社は、長きにわたりRFID事業で培った経験とノウハウを活かし、顧客が抱える悩みや課題に応じて最適なサービスを提案。ユーザーの「あったらいいな」をカタチにします。
非接触読み書きツール「RFIDタグ」

同社の主力製品「RFIDタグ」は、電波を用いて内蔵したメモリのデータを非接触で読み書きする情報媒体で、リーダーを使って読み取ります。一般的に採用されているバーコードやQRコードと異なる点は、離れていても読み取れることです。無線技術で離れた場所はもちろん、高いところや危険なところにある対象物も近づくことなく安全に読み取ることが可能。さらに、複数同時に読み取ったり、箱の中に入って見えないタグを開梱せずに読み取ったりと、バーコードやQRコードでは実現できない価値を提供します。
なお、同製品は利用状況に合わせて、必要な情報を適切なタイミングでタグへ記録することができます。データの書き換えや追加が簡単にできるので、各種管理業務もスムーズに進められるでしょう。
高齢者・介護施設での使用イメージ

アパレルや倉庫業で活用されると聞くと在庫管理をイメージしますが、介護施設でもさまざまな業務で活用できます。たとえば排尿管理では、利用者にICタグを貼ったおむつを装着。排尿するとRFIDタグが読めなくなることでアラートを出し、排尿をお知らせします。その他、利用者の私物にICタグを取り付け私物管理をしたり、利用者にICタグを取り付け徘徊対策をしたりするなど、アイデア次第で使用用途の幅が広がるでしょう。
介護業務の負担軽減はもちろん、利用者のトラブルや事故防止にも役立てられる同製品。詳細を知りたい介護士さんは、公式サイトを一読してみてはいかがでしょうか。
詳細情報
株式会社ベスト
山形県鶴岡市に本社を構える株式会社ベストは、食事宅配事業および給食受託事業を運営する企業です。「健康は食にあり」を社是に掲げる同社は、旬の素材や産地にこだわった厳選食材を使った料理を提供しています。
また、社員一人ひとりが常に栄養・衛生・調理全般の知識と技術を磨きながら業務を遂行しているのも特長の一つ。社内研修、外部研修や視察研修、資格取得支援のほか、同社独自の社内資格ベストマイスター制度を設け、食のプロフェッショナルの育成に努めています。
高齢者・嚥下困難者向けソフト食「まろやか食専科」

「まろやか食専科」は、噛んだり飲み込んだりすることが困難な方向けの手作りソフト介護食です。鮭、鯖、タラをはじめとするさかなシリーズ、柔らかい豚肉・鶏肉を再現したにくシリーズ、かまぼこや伊達巻といったかまぼこシリーズの3つをラインナップしています。
そんな同製品の特長は、食べやすさはもちろん見た目にもこだわっていることです。素材の皮や骨が残らないよう丁寧に取り除き、同社独自の製造方法で再形成。一般的なソフト食にない本物そっくりの見た目を実現しています。

介護士さんの「困った」を解決
施設で料理を提供する介護士さんの中には、「利用者さんが食べてくれない」と困っている方も多いのではないでしょうか?きざみ食やミキサー食は、素材が混じり合ったり見た目が地味だったりとさまざまな課題があり、利用者によっては「味を感じづらい」「何を食べているのかわからない」という声も聞かれます。同製品は、素材そのものを食べているという食感や風味を見た目とともに再現しているので、食べる喜びを実感しながら安全に食事を楽しめるでしょう。
また、同製品は、刻んだりペーストしたりといった手間がかかりません。さらに、煮る・焼く・ソテーなど、幅広い料理に活躍するのもポイント。ソフト豚肉を使ってとんかつ風に調理することも可能です。同製品は、利用者に楽しい食事時間を提供しながら、調理・配膳業務に携わるスタッフの負担を軽減します。
詳細情報
登録は1分で終わります!


