高齢者と笑顔で過ごしたい介護士さんへ!アイデアを形にする企業

介護のアイデア 2022年7月14日
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介護の現場では、身体介助と生活援助だけでなく、高齢者の心身機能やQOLの維持・向上のための取り組みも重視されるようになっています。そこで本記事では、創意あふれるアイテムで高齢者の心身の健康増進に寄与する企業をピックアップしました。

「利用者が喜ぶケアを実践したい」という介護士さんは、最後まで目を通して参考にしてみてください。

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

シャフト株式会社

シャフト株式会社は、オリジナルジグソーパズルをメインに、オリジナル時計やオリジナルギフトボックスなどの作成・販売を行う企業です。また、オンリーワングッズのブランドとして立ち上げた「SCHAFT Made in Tokyo」では、写真を用いた世界に1つだけのオリジナルグッズを制作し、東京から全国各地へスピーディーに発送。同社の行動指針である「迅速(どこよりも早く)」「丁寧(どこよりも親切に)」「高品質(妥協のない最高のクオリティを)」をメンバー一同徹底しながら、顧客の思い出やワクワクをかたちにします。

介護施設のレクリエーションに最適!「ガイド付きオリジナルパズル」

▲画像提供:シャフト株式会社

室内のレクリエーションとして、パズルを取り入れる介護施設は多いのではないでしょうか。パズルは、楽しみながら頭のトレーニングや指先の運動ができるアイテム。しかし、高齢者の中には、パズルの台紙に刻まれているピースカット跡が見えづらかったり、難しいと感じたりする方もいます。そんなパズルが苦手な高齢者でも簡単に取り組めるのが、同社のオリジナルパズル「ガイド付きオリジナルパズル」です。

同パズルの特徴は、一般的なパズルと異なり、本体と同じ絵柄が台紙部分に薄くプリントされていること。台紙部分の絵柄を参考にしながらパズルを組み立てるので、ジグソーパズルが苦手な方や初めての方も、気軽にチャレンジできます。また、慣れてきたら台紙を外してチャレンジしてみてください。難易度が高くなるので、さらに脳トレの効果が期待できます。

お気に入りの写真で組み立てるから盛り上がる

▲画像提供:シャフト株式会社

同パズルは、外出レクリエーションやお誕生会、季節行事などで撮影した写真を用いて、世界に1つだけのオリジナルジグソーパズルを制作します。注文方法は、お手持ちの写真・画像をメールで送るだけの簡単注文。画像を変換する手間がかからないので、PC操作が苦手な方も安心です。なお、同パズルは、年齢やレベルに応じて、L・M・S・SSの4つのパズルサイズと3つのピースサイズの組み合わせからチョイスできます。

お気に入りの写真や思い出の写真がプリントされたジグソーパズルを組み立てることで、利用者と介護士さんが一緒になって盛り上がれること間違いなしです。「楽しかったね」「景色がきれいだったね」と、みんなで思い出話に花を咲かせながら、完成までの時間を過ごせるでしょう。

詳細情報

シャフト株式会社

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株式会社B’s STYLE

岡山県岡山市に本社を構える株式会社B’s STYLEは、IoTソリューションの企画・開発・販売をはじめ、IoT導入コンサルティング、IoTプラス・パッケージソフトの販売を手掛けています。また、同社が展開する「IoT+®」では、これまで培ってきたIoT技術を駆使したサービスで顧客が抱える課題を解決。今ある設備にIoT(愛oT)やAI(愛)をプラスすることで、リーズナブルに作業効率化やサービス向上・同業他社との差別化に役立ちます。

リモート面会「B’s AI Meet」

▲画像提供:株式会社B’s STYLE

IoT+®が提案する福祉・介護ソリューションの1つが、リモート面会システム「B’s AI Meet」です。同製品は、リモート面会予約や面会予約スケジュール確認、面会用URLの自動発行などの機能を通じて、リモート面会をセッティングする介護職員の業務効率化をサポートします。

使い方も簡単で、利用者の家族から面会希望の相談を受け、日時が決まり次第面会登録を行います。あとは、面会時間になったら管理画面カレンダーよりURLをクリックするだけで面会開始。利用者家族へのURL案内メールやリマインドメールは自動送信されるので、介護職員の手間はかかりません。さらに、専用管理画面はシンプルで見やすいデザインになっているので、誰でも気軽に操作できます。

▲画像提供:株式会社B’s STYLE

「B’s AI Meet」がもたらすメリット

同製品の魅力は、PCやタブレットを活用することで利用者はベッドでの面会が実現することです。身体機能が低下している利用者や移動が難しい利用者も、安心して家族との時間を過ごせます。面会室への移動がなくなることで、転倒などのリスクやさまざまな感染症を未然に防げるのも押さえておきたいポイントの一つです。

さらに特筆すべきは、場所を選ばずどこでも面会ができること。「遠方に住んでいるから、なかなか面会に行けない」「家族みんなで会いに行くのは大変」という利用者家族の悩みを解消します。いつでも家族に会えるという安心感を持つことで、利用者の楽しみやQOLの維持につながるとともに、質の高い介護を提供できるでしょう。

詳細情報

B’s AI Meet

株式会社ビークル

2010年に創業した株式会社ビークルは、「発創技術=アイデア・エンジニアリング」をミッションに掲げる企業です。既存の技術と最新の知見を駆使しながら、さまざまな工夫を施した製品づくりに邁進。それら製品の製品化と普及を通じて、人々の暮らしがより便利で豊かになるようお手伝いしています。

認知症の人でも記憶を持てる「おぼえている手帳」

▲画像提供:株式会社ビークル

同社の製品である「おぼえている手帳」は、認知症の高齢者向けに開発された記録をして記憶につなげるためのノートです。基本的な使い方は、まず右側の出来事の記入欄に利用する高齢者本人が記録します。次いで利用者の家族、介護職員が撮った写真を左側の写真ポケットに入れます。使い方のポイントは、なにか出来事があったらできるだけすぐに記すこと。外出時も常に持ち歩くと、そのとき見た風景の感想や外出先で食べた食事のメニューなどを簡単に書き留めることができます。手帳に書き、写真を組み合わせることで利用者の記録が蓄積されます。

介護職員や利用者家族は、利用者の写真を撮る、文字を書けない利用者の代わりに記入する、利用者が思い出せない出来事を語るなどのサポートをします。コミュニケーションを図りながら、信頼関係を築くためのツールとして役立てられるでしょう。手帳を一緒に見返しながら、思い出を語り合うのも素敵な時間の過ごし方です。

(文字を書くことで期待される効果)
文字を書く動作は脳の活性化を図ることができます。その理由として挙げられるのは以下の通りです。

・ペンを握ることが手や指先のトレーニングになる
・自身の思いを言語化するため脳が活発に働く
・出来事や気持ちを綴ることが癒しとなりリラックスできる
・自身が書いた文章を読むことで認知機能が鍛えられる
・写真と文字を見直すことで、時間の流れを感じられる
・家族や介護スタッフとの間で写真を見ながら会話が生まれる

これらの観点から、介護施設でレクリエーションを兼ねた文字トレーニングが取り入れられています。

「おぼえている手帳」を活用することで期待される効果

人によって症状の程度は異なりますが、認知症の方は短期記憶の保持が難しいといわれています。この手帳に高齢者自身の出来事を書き記したり、写真を貼ったりと記録をしていくことで、見返した際に時間を追体験できるとともに、記憶の片隅に残っている事柄を思い出すきっかけを作ります。

また、スマホやタブレットといった電子デバイスではなく、あえて紙で作られているのもポイントの一つ。利用者はページをめくるごとに、自然と時間の経過を感じられるでしょう。このように、ページをめくる・読む・見る・確認するという一連の動作が、記憶の追体験につながるのです。公式サイト内には、基本的な使い方から活用方法まで詳しく解説されています。その他、神奈川県認知症対策委員会元委員長高岸泰医師や、「認知症の人は何を考えているのか」の著者であり、株式会社きらめき介護塾の代表を務める渡辺哲弘氏からの推薦文、読売新聞・ABCラジオで紹介された際の記事なども掲載されているので、認知症ケアに従事する介護士さんは一読してみてはいかがでしょう。

▲画像提供:株式会社ビークル

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おぼえている手帳

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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2022年7月14日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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