介護に優しく新しい風を!快適・丁寧・理解に導く企業や団体

介護のアイデア 2022年7月13日
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多くの介護士さんは、日々の業務に追われながらも常に快適な介護を提供できるよう、さまざまな配慮や自己研鑽に励んでいます。ここでは、そんな介護士さんの真摯な想いと姿勢をバックアップしている企業とNPO団体を紹介します。介護業務の負担軽減、より良い職場環境づくり、スキルと知識の向上に大いに役立つ情報です。

目次

株式会社 信公

埼玉県に拠点を構える株式会社信公は、調剤薬局の関連事業と病院・介護施設への商品開発を行っています。調剤薬局の関連事業では「調剤ブランド」というカテゴリーを掲げ、メーカー独自の良品を提供。また、病院・介護施設・在宅医療の場で、ケアをする人、される人たちにとって良いベッド環境をお届けするため「ぴったりシーツ」の普及活動に注力しています。

快適なベッド環境に!高機能ボックスシーツ「ぴったりシーツ」

▲画像提供:株式会社 信公

介護施設では、入居者の方に気持ちよく生活していただくため、介護士やスタッフが定期的にベッドのシーツ交換を行っています。
実はこの作業、意外に大変で介護士さんやスタッフさんを悩ませています。医療・介護の現場ではフラットシーツ(一枚布のシーツ)の使用が主流です。フラットシーツは装着時に、四隅をマットレスに折り込む「三角折り」が必要で手間がかかります。その上、シーツの乱れやシワができやすく、都度手直しが行われるので、首、肩、腕、腰に負担がかかる作業が日常的に頻繁に発生します。

またシーツを装着する際、表面にシワが生じないよう整えるのも、褥瘡予防の観点から重要です。健康な人は睡眠時以外は身体を動かして活動するため、皮膚の一部分に負担がかかることは稀で、褥瘡ができることはほぼありません。一方、加齢で皮膚がデリケートになっている高齢者の方が多くの時間をベットで過ごすと、少しのシワでも皮膚に負担がかかってしまい褥瘡ができやすくなるのです。施設スタッフの人数や入居者の状態によっては、シーツ交換が業務を圧迫してしまう可能性もあります。

そこで、そんな課題を解決すべく同社が開発したのが「ぴったりシーツ」です。驚くことにこのシーツには、マットレスに装着するだけでシワにならないという特長(特許取得済み)があります。慣れると30秒で手早くセットでき、日常の手直しや再セットも発生しません。吸湿速乾に優れ、伸縮性が高くエアーマットにも適して、肌にやさしい素材を使用し、年間を通して快適に使用できます。
シワにならない状態が保てるというのは、褥瘡予防に大きな効果があり、皮膚・排泄ケア認定看護師からも高く評価されています。介護士にとっても快適なベッド環境を提供しながら、業務の負担がグンと減ることで、心に余裕が生まれ笑顔で入居者さんたちに接することができるでしょう。

実際に使用している方々からは「手間なく付けられる」「背中がゴロゴロしない」「一年中気持ちよい」との声が寄せられており、介護に大きく貢献していることがうかがえます。

▲画像提供:株式会社 信公

詳細情報

ぴったりシーツ

NPO法人 日本サービスマナー協会

NPO法人 日本サービスマナー協会は、人材教育の一環として企業が行っているビジネスマナーや接遇マナー、クレーム対応の研修などを提供している団体です。また、研修講師の派遣やマナーに関する資格試験の実施、接客サービス調査なども行っています。企業にとって「人財」となり、社会やお客さまに還元できるような人材育成に貢献している団体です。

介護施設・デイサービス向け接遇研修

介護施設やデイサービスを利用している要介護者の方々は、介護士やスタッフに対して、並々ならぬ感謝の気持ちと信頼感をもっているとよく耳にします。ましてや、そのご家族となるとなおさらでしょう。そして、このような感謝と信頼が生まれる背景には、介護士の真摯で誠実な態度があると考えられます。
介護士の業務には、食事・排泄・入浴の介助、レクリエーションの実施など、介護を受ける方と直接向き合うシーンが多くあります。その際、単に作業を遂行するのではなく、多くの場合は傾聴を心がけながら会話を交わしたり、一緒に活動を楽しんだりすることでしょう。このような日常の積み重ねが、介護士への感謝と信頼につながっているといえます。

これらは、近年あらゆる場面で取り上げられる、相手をもてなすマナー「接遇」にも該当します。同協会では、介護施設・デイサービス職員の業務に特化した接遇マナー研修を数多く実施しており、介護を受ける方やご家族に対する言葉遣いや話し方、身だしなみ、所作、表情にいたるまで、きめ細やかな接遇マナーが身につく内容のため、介護士としての成長はもちろん施設自体の高評価にも繋がると好評の研修です。

また、施設の顔となりうる電話応対の研修も数多く実施しています。地域社会や公的機関、業者、施設利用を考えている方などに対する言葉遣いや発声方法、傾聴力や問いかけの方法などを実践練習を交えながら学べる内容のため、相手に好印象をあたえる電話応対を習得することができます。

なお、同協会では、介護施設やデイサービスへの苦情・クレーム応対の指導も行っています。クレームの内容によっては、組織が成長する良いきっかけになることもあります。しかし、理不尽なクレームや非常識な要求は、介護士の心身に重い負担をもたらし、それが離職原因になることもあるでしょう。このようなことを回避するために施設運営側は、クレームに対して迅速かつ適切な対応を行う必要があります。仕事仲間を守るためにも、ぜひ学びたい研修です。

詳細情報

電話応対研修

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン

特定非営利活動法人イシュープラスデザインは、地域の未来としあわせ実現のための”発明家集団”として、社会が抱える課題を解決する「モノ、サービス、情報、場、仕組み」を
提供しているNPO団体です。「社会の課題に、市民の創造力を。」というビジョンを掲げ、さまざまなプロジェクトを提案し実施しています。

「認知症世界の歩き方カレッジ」

▲画像提供:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン

医療の進歩とともに、認知症も改善が期待できるようになったり、進行を遅らせたりすることが可能になりました。もちろんそれは喜ばしいことですが、多くの人が認知症への理解を深めることも、社会的に大きな意義があると考えられています。
たとえば、家族や地域の人々、介護や医療に従事する方々、企業や公的機関などが認知症に詳しくなると、当事者はもちろん家族や周囲の人々も生活しやすくなるでしょう。企業等は、より良い製品やサービスの開発に繋げられるかもしれません。認知症を正しく知ることは、人や社会、産業などによい影響をもたらすと言えそうです。

しかし、多くの人にとっては、認知症について学ぶ場が無いのも事実でしょう。仮にそのような機会があったとしても、仕事や家庭の事情で参加できない人もいるはずです。そんな方にこそ活用して欲しいのが、同団体が提供しているプログラム「認知症世界の歩き方カレッジ」です。

このプログラムは、認知症のある方ご本人の視点で、生活の中での困りごと、物や人の見え方、心身の不調や、それらとともに生きる知恵について学び体感できるプログラムです。
認知症のある方の声をもとに作られた13のストーリーには、日常生活の中で引き起こされる困りごとと、その背景の一つとして考えられる心身機能障害が結び付けられています。楽しみながら進められ、気負うことなく、認知症のある方のリアルな感覚をしっかりと学べる内容です。
自分の都合の良い時間に視聴できるオンデマンド講座や、すごろく形式でRPGのように楽しめるオンラインゲーム、対話形式で学びを深めやすいカードキットを活用したワークショップなど、用途に応じて様々なコンテンツが揃っているのも魅力です。

このように本人の視点から認知症を学び、困りごとの背景にある理由を知ることは、付き合い方や周りの環境を改善できるきっかけになるかもしれません。認知症とともに幸せに生きる未来をつくるための手掛かりになる同プログラムは、介護士個人はもちろん、施設での勉強会にも大いに役立つでしょう。

認知症世界の歩き方 公認ファシリテーター養成講座

「認知症世界の歩き方カレッジ」では、認知症世界のガイド「公認ファシリテーター」の養成講座も設けています。内容は「認知症世界の歩き方」を熟知したうえで、13ストーリーの動画やイラストを活用した講演や、知識の深まりを確かめる検定、カードキットを用いた対話型ワークショップ「ダイアログ」、オンラインプログラム「認知症世界の歩き方Play!」を自身で開催するスキルを学ぶというものです。

公認ファシリテーターのライセンス取得後は、職場や地域で自らが講師として認知症世界について伝え広げていったり、同教材を活用した学びの場を作ったりすることができるようになります。
自分や大切な人のために認知症世界の理解を深めたい、職場で認知症について学べる場を企画・運営したいという介護士や施設運営者の方に適した講座です。

▲対話型ワークショップ「ダイアログ」の様子/画像提供:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン

詳細情報

認知症世界の歩き方カレッジ

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