介護従事者に知ってほしい!高齢者の生活を快適にする製品や制度を提供する組織

介護のアイデア 2022年3月15日
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高齢者の日常生活を安全かつ快適なものにする要素は、健康管理をはじめ、食事内容やIT活用までさまざまです。本記事では、介護従事者にぜひ知ってほしい、高齢者の生活を快適にする製品・制度を提供する組織を紹介します。ケアのスキルだけでなく、高齢者の生活サポート全般に関心がある介護士さんはぜひご覧ください。

目次

株式会社サークル・ワン

株式会社サークル・ワンは新たな技術同士を融合させ、今までになかった優れたシステムを作ることに注力する企業です。「顧客や世界の人たちの困りごとに、新しい技術で応えられないか?」という思いで事業を行ってきました。介護システムの分野にもその発想が活かされています。

高齢者見守りに役立つセキュリティシステム「アポロン」

▲画像提供:株式会社サークル・ワン

大分県主催の「大分県ビジネスプラングランプリ」で最優秀賞を受賞した「アポロン」は、前後2台のカメラと付属センサーで異常を検知・記録し、高齢者を見守るセキュリティシステムです。設定した時間内にセンサーが作動しないときに、ご本人に異常が発生した可能性が高いと判断して関係者のスマホ(最大4台まで)に自動的に通知します。

たとえば、見守り対象となる高齢者が毎朝6時〜8時に起床し、ベッドから居間や台所に移動するのが日課になっているとします。この場合、朝6時〜8時内にセンサーが作動しなければ、同製品は高齢者がベッドで意識をなくしていると判断し、関係者のスマホに自動的に通知します。関係者は外出先でも、ご本人の異変にすぐ気づけるのがポイントです。

同製品が役立つシチュエーションとしては、トイレから長時間出てこないケースも挙げられるでしょう。高齢者のトイレ入室時にドアセンサーと人感センサーが作動した後、10分以内に再度ドアセンサーが作動しなければ、関係者のスマホに通知がきます。

▲スマホ画像/画像提供:株式会社サークル・ワン

同製品を使って遠隔地にいる関係者とコミュニケーションがとれるのも、見守りをするうえでのメリットです。スマホ使用者は、画面に映し出された高齢者の様子を見ながら、テレビ電話のような感覚で会話をすることができます。

詳細情報

株式会社サークル・ワン「アポロン」

林兼産業株式会社

林兼産業株式会社は、食料品事業や飼料事業に従事している企業です。食料品事業ではフィッシュソーセージをはじめとした魚肉ねり製品や、自社ブランド豚の「霧島黒豚」を使った食肉加工品などとともに、高齢者向け食品の開発にも取り組んできました。

介護食のオリジナルブランド「まごころキッチン」

「まごころキッチン」は、見た目の良さと食べやすさを特長とした肉・魚のソフト食対応素材や、ビタミン・ミネラル、エネルギーなどの栄養成分を強化した栄養補給食品を扱うオリジナル介護食ブランドです。

同ブランドが生まれるきっかけになったのは、1本のソーセージ。同社は「やわらかくて美味しい、高齢者でも食べやすいソーセージを作りたい」という思いから、歯茎だけでつぶせる「ニューソーセージ」を開発しました。

▲「やわらくマルシェポーション 豚ロース風40」の盛り付け例/画像提供:林兼産業株式会社

同ブランドが扱うほかの代表的な製品には、「やわらくマルシェ」があります。魚の切り身や豚ロース肉に似せた食品で、「やわ」らかく、「らく」に調理できるのが特色です。「やわらくマルシェポーション白身魚・赤魚風」は煮つけや照り焼きに、「やわらくマルシェポーション豚ロース風」はカツレツやゴマみそ焼きなどにすることで、施設の利用者さんに喜ばれるでしょう。

まごころキッチンのソフト食講座

同社はまごころキッチンのサイト内で、ソフト食の概要や導入時のステップを紹介しています。

ソフト食は、見た目が常食と変わらず、嚥下障害がある高齢者でも安全かつ美味しく食べられるのが利点です。また、しっかりと形がありながらも口に取り込みやすく、やわらかくて飲み込みやすいこともソフト食の大切な要素です。

ソフト食に対応した製品として、「ソフミート」があります。ソフト食に適した食感に調整されているので、手作りよりも安定しており、下処理の手間や特別な技術を必要とせず、ソフト食を導入しやすいことが特長です。

詳細情報

林兼産業株式会社「まごころキッチン」

一般財団法人ニューメディア開発協会

一般財団法人ニューメディア開発協会は、先進的IT技術の開発および普及促進を目的として1984年に発足した団体です。ITの利活用を通じて社会の各分野の課題解決に努め、技術基盤の強化により産業の発展に寄与してきました。

高齢者のICT活用を推進する「シニア情報生活アドバイザー」制度

日々高齢者と接する介護従事者の方々に知ってもらいたい同団体の事業の一つに、シニア世代がIT分野で活躍できる「シニア情報生活アドバイザー」制度があります。同団体は超高齢社会・高度情報化社会が同時に進む状況を受け、シニア世代の情報リテラシー向上と社会参加を促すべくこの制度をつくりました。

同制度はおおむね50歳以上の人たちを対象としており、同じシニアの立場からシニア世代に対して懇切丁寧にIT利活用の助言ができるアドバイザーを育成しています。制度の創設以来、約5400人の受講生が認定を受け、全国でパソコンやスマホの講師として活躍中です。

▲画像提供:一般財団法人ニューメディア開発協会

シニア情報生活アドバイザー養成講座

シニア情報生活アドバイザー養成講座は、「IT初心者に知識や技術を教える」人材の育成に主眼を置いたカリキュラムになっています。普段の生活にパソコンやネットを活用している受講生のスキルなら、十分に認定試験に合格可能な難易度に設定されているのが特色です。

養成講座は、受講者に技術力・支援能力・活用能力の3技能を習得させることを目指します。具体的な学習内容は、パソコンの基本操作やインターネットの利用方法、講義案の作成、講師体験など。遠隔からのサポートや訪問サポートなど、さまざまな状況下でシニアのIT生活を支援するスキルの習得にも力を注ぎます。

▲画像提供:一般財団法人ニューメディア開発協会

詳細情報

一般財団法人ニューメディア開発協会「シニア情報生活アドバイザー」

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