独自技術がキラリ!介護の現場へ安心感とポジティブさを提供する企業

介護のアイデア 2022年2月21日
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介護を安全かつ安心な環境で行うことは、関係者全員にとって望ましいことです。また、高齢者本人が身体機能の回復や健康維持を図ることに前向きになれると、施設での生活にもよりハリが持てるでしょう。

ここでは、そのような環境づくりに効果的な製品を開発している企業を紹介します。職場環境の充実化や、施設利用者のQOLをより良くしたいとお考えの介護士さんに注目していただきたい情報です。

目次

和興テクノ株式会社

和興テクノ株式会社の親会社である和興フィルタテクノロジー株式会社は、医学系大学研究機関、公的研究機関との共同研究を行うオープンイノベーション企業として、自社が持つさまざまなフィルトレーション(ろ過)技術をベースに抗ウイルス・抗菌に優れた商品開発を進めています。開発にあたっては「環境にも人にもやさしく、しかし製品の効果は最大に」という理念を重視し、高い安全性と品質で国内外から厚い信頼を得ています。

抗ウイルス・抗菌対策「W-CAREコート」

抗ウイルス・抗菌を生む光触媒とは

同社では、抗ウイルス・抗菌を目的とした「W-CAREコート」という素材を製品化しています。一般的な抗ウイルス・抗菌スプレーと一線を画す製品で、そのポイントとなるのは、光触媒作用(可視光応答型)を活用しているという点です。

光触媒とは、太陽光や室内灯などに含まれる光を照射されることにより、有機物の汚れを分解したり、細菌を不活化したりする物質のことを指します。同社では、光触媒の代表的な物質である酸化チタンの強力な酸化力を活用し、菌やウイルスを分解させるW-CAREコートを創出しました。

「W-CAREコート」の効果や活用

▲画像提供:和興テクノ株式会社

W-CAREコートのベースになっている酸化チタンの光触媒作用は、強酸化に反復性があるため、菌やウイルスを分解する効果が持続しやすいという研究データがあります。実際、トイレや手すり、テーブルなどで抗菌効果を計測したところ、約一年間も効果が持続したとの報告があるほどです。

消毒用アルコールや塩素系製剤と大きく異なるのは、この持続性です。消毒用アルコールや塩素系製剤は、使用時のみ抗ウイルス・抗菌効果がありますが、W-CAREコート配合の「ルームケアコート」は常に衛生的な状態を保持できます。使用イメージは、衛生を保ちたい物にW-CAREコート配合の「ルームケアコート」をスプレーしてコーティングする、といったものです。

これらの効果から、「ルームケアコート」は多くの介護施設で活用されています。施設の日常では、たくさんの人がドアノブ、廊下の手すり、テーブル、送迎車内などに触れます。しかし、その都度消毒するのは介護士やスタッフの業務が大幅に増え、かなりの負担となるでしょう。そこで、抗ウイルス・抗菌の持続性に優れたW-CAREコートが重宝され、多くの好評を得ています。

詳細情報

和興テクノ株式会社 「W-CAREコート」

株式会社帝健

株式会社帝健は、帝人グループの特殊・高機能繊維素材を用いて、健康・快適・防災・安全などに関連する製品の製造および販売を行っている企業です。同社では、日常生活や職場、地域社会などさまざまなシーンや環境において、安全かつ快適に過ごせるための製品を創出し、あらゆる人から信頼される企業を目指しています。

「車いすサポートシートα」

コンセプトと仕様について

介護施設において、車椅子を使用することは日常茶飯事です。その中において、施設利用者の方が車椅子に座った際の姿勢が気になる、という声が介護士の方々から聞かれます。

移動に使用する一般的な車椅子の寸法は高齢者の体格に適合していないことが多く、座位姿勢のくずれを引き起こします。また、たるんだスリングシートによりそれが助長されます。
最近は車椅子のまま、乗用車に乗ることもできます。その際、頭部・体幹が不安定だと振動がダイレクトに伝わりやすく、車酔いの原因にもなります。このような困りごとを解消するには、個人の状態に合わせた車椅子の選択(場合によっては専用設計)が効果的ですが、買い替えにはコストを要するのが問題でした。

▲画像提供:株式会社帝健

そこで、同社では、既存の車椅子に装着するだけで頭部を支え体幹を安定させるシート「車いすサポートシートα」を開発しました。このシートは、標準型椅子のバックサポート(背もたれ)の高さを補うだけではなく、頭部を支えることで座位保持の負担を減らしてくれます。

また、2箇所に頭部クッションの角度を変えられるギアがあるので、利用者の体格や状態に合わせてよりフィットするよう調節も可能です。
このような仕様により、安全な姿勢保持、車酔い軽減を実現しています。

ユーザー目線の工夫

▲画像提供:株式会社帝健

車いすサポートシートαの姿勢保持効果が優れているのはもちろんですが、ユーザー目線で開発された細やかな工夫も目を見張るものがあります。その一つが、装着のしやすさです。お手持ちの車椅子の座面と背もたれの隙間にシートを差し込み、ベルトで固定するだけでなので多くの人手もかかりません。簡単に装着できるため、場合によっては、シートを数点揃えておくだけで複数の車椅子に対応できるでしょう。

また、シートの表面素材には、通気性を持たせています。※家庭用洗濯機で洗える素材なので、多くの人が使用する施設でも清潔を保ちやすいでしょう。
※表面カバーのみ。中のクッション材はお洗濯できません。

さらに、同社では、サポートシートαの取り扱いについて、動画配信で詳しく紹介
しています。視覚を通して説明されているので、大変分かりやすいと好評です。

詳細情報

株式会社帝健
「車いすサポートシートα」

株式会社星光医療器製作所

株式会社星光医療器製作所は、1932年の創業以来、歩行車を中心とした医療・介護機器の製造を行っています。設計から製造、販売までを自社で行う完成品メーカーとして、利用者の安心と安全に十分配慮した製品づくりに、たゆまず邁進している企業です。

平行棒・リハビリ機器

「アルコーEX」

▲画像提供:株式会社星光医療器製作所

同社では、自分の足で歩く喜びや心の豊さを提供したいとの思いを込めて、歩行器やリハビリ機器の商品を「アルコー」(歩こう)というネーミングでシリーズ展開しています。その中のひとつに、介護施設や病院にて歩行リハビリに用いられている「アルコーEX」という平行棒があります。

この平行棒は、歩行リハビリの開始時によく使われる機器です。例えば、脳の疾患や怪我により歩行障害が生じた場合でも、平行棒の手すりを持ち体を支えることで歩く練習がしやすくなります。そのほか一般的には、座位から立位に自分で移行する立ち座り訓練、立位から歩行に移行する訓練、方向転換の訓練なども平行棒で行われます。

アルコーEXは棒の長さが3mもあることから、窮屈さを感じずのびのびとリハビリが行えます。リハビリに携わるスタッフにとっても、適度な間隔をもってサポートしやすい設計と好評です。

「アルコーSX」

▲画像提供:株式会社星光医療器製作所

階段昇降訓練器「アルコーSX」は、受注生産品として製造販売しています。階段昇降訓練器は、段差を昇り降りすることで、下肢筋力やバランス機能、持久力の向上を図る機器です。

リハビリにおいて、あまりにも目標を高く設定したり、訓練内容を難しくすると、リハビリをする方は意欲が削がれるといわれています。身体機能の回復が緩やかな高齢者にとっては、なおさらのことでしょう。そこで大切なのが、リハビリの適切な難度ということです。

アルコーSXは、高齢者でも使用しやすい段差の角度で設計されています。これは、訓練が簡単ということではなく、安全かつ確実にリハビリを行えるという大きなメリットがあります。また、高齢者にとって達成感が得られやすいため、つぎのステップへの意欲向上にも繋がるでしょう。
さらに、アルコーSXはキャスター付で本体の移動が簡単に出来る為、複数の場所で使用したい介護施設などにも最適です。コストパフォーマンスにも優れているというのも魅力でしょう。

詳細情報

株式会社星光医療器製作所

株式会社イーストアイ

株式会社イーストアイは「絶えずユニークな商品の企画開発」をモットーとし、福祉用具や災害備蓄用品を中心に、独自の視点から社会に貢献できるさまざまな商品を開発しています。

「セーフティーアーム®ロレータシリーズ」

ユーザー目線で考えられた豊富な商品展開

高齢になると下肢の筋力が弱くなり、歩行速度が緩やかになったり、バランスが取りづらくなったりします。そのため、屋内での移動や外出について周囲の人が心配するのはもちろん、高齢者本人も不自由や不安を感じることが多々あるでしょう。なかには、行動を制限しようと思われる方もいるかもしれません。

しかし、人間は身体を動かすことで、脳がより活性化するといわれています。つまり、高齢者の場合も行動を抑制するのではなく、正しいサポートのもと身体を動かすほうが、健康的なうえ生活にハリや楽しみが持てるといえるでしょう。

▲画像提供:株式会社イーストアイ

             (左)セーフティーアームロレータキャリー 大型タイヤタイプ
                  (右)セーフティーアームロレータポケット

そこで、同社では「セーフティーアーム®ロレータシリーズ」として、歩みをサポートする歩行車を展開しています。歩行のサポートは当然のこと、買い物や散歩、家事などさまざまな使用目的や環境に合わせて選べるよう、コンパクトタイプ・バッグ付き・特大かご付き・座面付き・オフロードタイヤタイプ・アームレストタイプなど多数のタイプを開発しました。

いずれも小回りが効くよう設計に工夫が施されているため、介護施設のような屋内での使用にも適しています。実際の歩行をサポートするだけではなく、自ら動こうとする自立心をも安全かつしっかりと支えてくれる福祉用具です。

詳細情報

株式会社イーストアイ
「セーフティーアーム®ロレータシリーズ」

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