高齢者の生活に役立つ製品を生み出す「開発力」に長けた企業

介護のアイデア 2021年11月25日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

超高齢社会の到来に伴い、高齢者の健康維持や介護に活用できる製品が多く世に出るようになりました。そうした製品を生み出す元となるのは、消費者ニーズを分析する姿勢や高度な専門技術、細やかな心配りなどを総合した「開発力」です。本記事では、高齢者の生活に役立つ製品を作る開発力に長けた企業を紹介します。

目次

アロン化成株式会社

アロン化成株式会社は硬質塩化ビニル管を皮切りに、社会のニーズに沿った製品を開発・提供してきました。これまでに培った開発力とプラスチック加工技術、市場開拓力を武器に、存在感を放つ「開発提案型企業」となることを目指しています。

アロン化成株式会社の介護用品「安寿」

同社はライフサポート事業として、介護用品ブランド「安寿」を展開しています。介護向け製品の開発だけでなく、高齢者ご本人の自立支援とご家族のサポートも含めて総合的に提案することをコンセプトとしています。ここでは、入浴介助時に活用できる製品を見ていきましょう。

安寿の入浴介助製品

▲ユニットバス対応浴槽手すり UST-130UB/画像提供:アロン化成株式会社

「ユニットバス対応浴槽手すり UST-130UB」は、浴槽への出入りを補助するため、浴槽の壁に挟み込んで設置する浴槽手すりです。ループ形状のグリップを両手でしっかり握ることで浴槽をまたぐ動作が安定します。特にこの商品は、ユニットバスに設置が可能です。また、グリップの高さ・脚パイプの長さは工具を使わず調整できます。この商品を使うと安全に入浴することをサポートします。

▲バスボードはねあげ/画像提供:アロン化成株式会社

「バスボード H-S / H-L はねあげくん」でも、入浴動作が安全に行え、介助負担の軽減に繫がります。従来のバスボードは取り外しが必要でしたが、同製品は、座面が跳ね上がるようになっているためこの問題点を解決しています。介助入浴はもちろん、グリップを握ってのまたぎ動作を伴う自立入浴時にも有用です。自立でのまたぎ動作から介助での入浴まで介護度が変わってもご使用いただける製品です。

詳細情報

アロン化成株式会社 安寿

象印マホービン株式会社

象印マホービン株式会社は、調理家電やリビング商品、生活家電などを提供している企業です。「暮らしを創る」を企業理念とし、一般の人たちの日常的な感覚や生活実感に重きを置いた商品開発を心がけてきました。

離れて暮らす高齢者の見守りができる「みまもりほっとライン」

▲画像提供:象印マホービン株式会社

超高齢社会となった日本では、高齢者が安全かつ便利に生活できるようにする配慮が欠かせません。そこで同社は、家族と離れて暮らす高齢者を見守れる電気ポット「みまもりほっとライン」を開発しました。

同製品には無線通信機が内蔵されており、電源を入れたり給湯したりするタイミングで信号が発信される仕組みになっています。開発以来20年以上の歴史があり、安否確認の用途に「みまもり」の言葉が使用されたのも同製品が初めてでした。

工事不要で導入できる手軽さ、緊急事態に陥る前に異変を検知できる点が、同製品のメリットです。利用者さんにとっては、監視されている感覚が少なく、ごく普通のポットと同じように使えるのも魅力だといえるでしょう。

▲画像提供:象印マホービン株式会社

みまもりほっとラインを利用した方々の声

同製品を利用した人たち(高齢者を見守る方々)からは、以下のような声が上がっています。

「電話に出ないときも不安にならずに済んでいる」
「みまもりほっとラインのおかげで安心でき、仕事に集中できる」

また、見守られる側の方からは、次のような感想がありました。

「独り暮らしなので、お風呂で倒れた場合のことを考えると不安だった。みまもりほっとラインがあれば、万が一の際に誰かが気づいてくれるのではないかと思い、利用することにした」

同製品は、高齢者ご本人とご家族双方に安心をもたらしていることが分かります。

詳細情報

象印マホービン株式会社 みまもりほっとライン

株式会社オカフーズ

株式会社オカフーズは、水産加工食品や冷凍魚介類を扱う企業です。原料調達力と開発力を活かし、高齢者をはじめとした喫食者に美味しく食べてもらえる食品づくりを目指しています。

オカフーズの「骨取り魚」とは

▲画像提供:株式会社オカフーズ

同社では、骨を取り除いた「骨取り魚」の提供に力を注いできました。「骨なし魚」ではなく「骨取り魚」と呼ぶのは、魚の本来の姿を人々に正しく認識してもらい、会社を挙げて品質改善に取り組んでいることを示すためです。

骨取り魚という名称には、「魚はどの種類でも生まれつき骨を持ち、それらを1本1本抜くことで安全・安心な食品が作られることを知って欲しい」という思いがこめられています。同社では「残骨率0」を目標に掲げ、細やかな作業による高品質な食品を製造しています。

高齢者にも食べやすい、介護施設・病院向け加工食品

▲画像提供:株式会社オカフーズ

同社の他の食品も、介護施設の利用者さんにも食べやすいものばかりです。

たとえば、「切身百選Plus」シリーズは、冷凍のまま・解凍した状態のどちらでも美味しく仕上がる骨取り切り身です。従来の骨取り切り身に寄せられた要望、調理現場で働く人たちの意見をもとに開発されました。

「ふんわり漬魚」は、漬け込みの作業負担がなくなるのがメリットです。味付けの種類は、西京漬や粕漬、塩麹漬などがあります。冷凍のまま焼くだけで、嚥下しやすい柔らかな食感に仕上がります。

解凍してから使用する完全調理済み食品には、「ふんわり煮魚」があります。
同製品を活用すれば、煮崩れをはじめとした調理ロスが削減できるでしょう。塩分は「100g中1g以下」に留め、一部の商品には野菜も用いるなど、健康と美味しさを追求しています。

「ふんわり築地グリル亭」も解凍して利用する食品です。独自製法で焼き魚のふんわりとした食感を出しており、高齢者に人気のあるシリーズとなっています。

詳細情報

株式会社オカフーズ

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

関連ジャンル: 介護のアイデア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「介護のアイデア」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧