
高齢者施設の利用者がリズムに合わせて体を動かす風景は、馴染みがあるでしょう。
そこで最近注目されているのが、医療や介護現場における音楽活動をより専門的に行う「音楽療法」という方法です。専門的な知識と技術で、大きな効果をもたらすという音楽療法を提供している企業を紹介します。
目次
株式会社Wellone’sについて
株式会社Wellone’sは、福祉施設および福祉事業において音楽療法サービスの提供、音楽療法士の育成、放課後等デイサービスの運営などを行なっている会社です。
前身は「株式会社Leaf音楽療法センター」として活動していましたが、2020年7月に「株式会社Wellone’s」へ社名を変更しました。それに伴い、Leaf音楽療法センターは、株式会社Wellone’sの訪問音楽療法事業部のブランドとして位置づけ、さらなる邁進を見せています。
介護現場における音楽療法について

音楽療法とは
音楽療法とは、音楽が持つさまざまな特性や働きを意図的、計画的に利用し、音楽を聴くだけではなく、歌う、演奏する、体を動かすことを通して、心や体に関する問題の解決や心身の健康、情緒の安定などを図ります。
音楽療法の特徴と効果
音楽療法には、手術や投薬といった一般的に外部から施す医療手段とは異なり、音楽に触れた際の心の変化、音楽のもつさまざまな特性や働きを利用した活動を通して心身を健全な状態に導くという特徴があります。
具体的なアプローチとして、「音楽を聴く・歌う・演奏する」「音楽に合わせて体を動かす・考える・回想する」ことで五感を刺激します。それにより、参加者同士の交流が生まれたり、活動意欲や積極性が高まり、体の残存機能の向上や自尊心の回復などが期待できると言われています。
これらの研究や効果から、今では、医療および介護現場において音楽療法を導入するのが一般的になっています。
音楽療法士の役割
音楽療法を行う人を「音楽療法士」といいます。音楽療法士は、音楽を通して心身の機能を維持・向上させることで、QOLの向上および生きがいを支援しています。またそれらの業務は、予防医療や予防介護の一要因としての役割も担っています。
なお、株式会社Wellone’sのブランド部門、Leaf音楽療法センターでは「With Music!」を合言葉に、クライアントに寄り添う思いやりと、常により良い時間を届ける向上心をもって参加者の「生きがいある毎日」に貢献することを目的に掲げています。
株式会社Wellone’sの取り組み

株式会社Wellone’sが提供する価値
株式会社Wellone’sのブランド部門、Leaf音楽療法センターでは音楽療法に関して、利用者と音楽療法士に対し以下の3つの価値を提供しています。
◆音楽療法サービス
Leaf音楽療法センターでは、音楽を通して歌ったり、身体を動かしたりすることだけではなく、昔を懐かしんだり、参加者同士が気持ちを同じくして共に語らったりするひとときを大切だと考えています。
◆音楽療法技術の研鑽
音楽療法は人から人へ届けるもの、同じ現場は一つもありません。音楽療法士たちが日々の業務で感じている悩みや疑問を共有し、スキルアップに向けて切磋琢磨できる環境が整っています。
◆音楽療法士の活躍支援
音楽療法士として成長し活躍するには、多くの実践体験が必要です。そこで、Leaf音楽療法センターでは、音楽療法士が目の前のクライアント案件に集中して取り組めるよう、徹底的にサポートします。施設営業や契約、報酬交渉などの手続きは会社が対応するので、負担なく活動することができます。
音楽支援専門士の育成について
音楽療法士になるには、音楽はもちろん、医療や療育を含む多分野を幅広く学ぶ必要があり、専門的に習得するには時間も費用も多くかかるのが現状です。
そこで、株式会社Wellone’sでは、Leaf音楽療法センターにて独自に「高齢者福祉音楽専門士」を養成しています。音楽療法士との大きな違いは、高齢者福祉に重点を置いている点です。音楽の専門性を持ちつつ高齢者福祉を軸に学ぶので、施設等のニーズに応えやすいという側面があり、今後の就業にも期待できるでしょう。
なお、株式会社Wellone’sが提供する音楽療法を実際に利用している施設からは、「活気が生まれ、生活のリズムが整う」「充足率の向上につながっている」「楽しかったのでまた来て欲しい、という声が多いので継続して利用したい」といった声がスタッフから寄せられています。音楽療法は、医療・介護現場において、今後もさらに注目されるでしょう。
各種情報
株式会社Wellone’s(旧:株式会社Leaf音楽療法センター)
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