パワード義足で高齢者や障害を持つ人をサポート【BionicM株式会社】

介護のアイデア 2021年7月21日
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パワード義足で高齢者や障害を持つ人をサポート【BionicM株式会社】

足に障害を持つ人たちの介護に用いられることもある義足。近年はロボット技術といった先端テクノロジーが、義足をはじめとした福祉用具にも積極的に導入されるようになりました。本記事では、先端技術で義足を開発するBionicM株式会社とその製品を紹介します。

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目次

◆BionicM株式会社

パワード義足で高齢者や障害を持つ人をサポート【BionicM株式会社】
▲画像提供:BionicM株式会社

BionicM株式会社は、パワード義足に関する研究および開発、事業化に取り組んでいる企業です。東京大学情報システム工学研究室での研究活動を前身とし、2018年に株式会社として独立しました。

同社が掲げるミッションは、「すべての人々のモビリティにパワーを」というもの。モビリティとは英語で、可動性や移動性、流動性といった意味を持ちます。ロボット技術と人間の融合を推進するモビリティデバイスの研究開発に注力し、高齢者や足の不自由な人を含め、誰もがスムーズに移動できる社会の実現を目指しています。

同社は2020年、国際競技大会サイバスロンのパワード義足部門に出場し、4位入賞を果たしました。サイバスロンは、障害を持つ人たちが先端科学技術で開発されたアシスト機器を使用し、日常生活で必要な動作を競う競技です。支援技術の開発を促し、社会的バリアを取り除くことを目的としています。

以下は、同社が競技に出場した際の映像です。

義足を装着した選手が、物を持ちながら階段を上り下りしたり、平均台を歩いたりする様子が紹介されています。

【BionicMの義足プロダクト】

人々のモビリティを向上させるべく、同社は「パワード義足」を開発しました。ロボット工学を応用することでユーザーの姿勢や動きを認識し、的確な動作アシストが可能になっています。足に障害を持つ人の介助でも、ご本人の運動能力を維持したり、日常生活での動作を快適にしたりするのに役立つ可能性があるでしょう。

・パワード膝継手

膝継手とは、膝関節の代用になる義足部品のことです。パワード膝継手では、足が地面に着いているときに膝伸展をサポートすることで、膝折れが防止できます。つまずき時にも動力が体重を支えるため、姿勢の立て直しが可能です。

階段の上り降り、立ったり座ったりといった負荷が大きい動作も、動力でサポートされるため、活動的な生活を送れるのがポイント。つまずきの回数を減らし、歩容を整えるのにも効果的です。

・パワード足部

足部とは、足の外観や機能を補助する義足部品を指します。パワード足部を装着すれば、モーターの底屈方向への動きにより蹴り出しがサポートされます。歩行スピードが上がり、蹴り出し後につま先が上がることでクリアランスも確保されるのが利点だといえるでしょう。

底背屈制御で足底の全接地がしやすく、安定感ある動作を実現できるのが特徴です。足首の動作コントロールに優れ、坂道や階段などの路面環境に応じて力を発揮する点も、スムーズな歩行を導きます。

パワード義足で高齢者や障害を持つ人をサポート【BionicM株式会社】
▲画像提供:BionicM株式会社

【詳細情報】

BionicM株式会社

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