女性義足ユーザーのためのコミュニティ【NPO法人ハイヒール・フラミンゴ】

介護のアイデア 2021年6月15日
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女性義足ユーザーのためのコミュニティ【NPO法人ハイヒール・フラミンゴ】

義足を使用する女性の中には「似たような境遇の人が周囲にいない」「義肢製作所の男性に相談しづらい」といった悩みを抱える人が多くいるようです。本記事では、女性義足ユーザーのためのコミュニティを提供するNPO法人ハイヒール・フラミンゴを紹介します。

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目次

NPO法人ハイヒール・フラミンゴ

NPO法人ハイヒール・フラミンゴは、女性の義足ユーザーが自身の気持ちや悩みを話し、情報共有するために設立されました。女性義足ユーザーが安心して交流できる場を提供し、心豊かに生きていくためのきっかけづくりに取り組んでいます。

団体名「ハイヒール・フラミンゴ」は、義足でもおしゃれをあきらめない女性の象徴としてのハイヒールに、片足で凛と立つフラミンゴの姿を重ね合わせて名づけられました。たとえ義足になっても、誰もが自分らしく行きたい所に行ける社会の実現を目指しています。

【設立背景】

同団体が女性義足ユーザーのコミュニティとして活動を開始したのは2018年。それまでにも義足ユーザー向けのイベントは存在したものの、女性参加者は少数でした。「人に見られたくない」「人に会いたくない」という気持ちから、外出を控える女性ユーザーが多かったそうです。そうした義足女性の居場所をつくる試みから、同団体の活動が始まりました。

女性義足ユーザーのためのコミュニティ【NPO法人ハイヒール・フラミンゴ】
▲画像提供:NPO法人ハイヒール・フラミンゴ

女性義足ユーザーのおしゃべり会「フラミンゴ・カフェ」

同団体では毎月1回、フラミンゴ・カフェという交流会を実施しています。女性義足ユーザー、義足に関わっている人たちが集まり、義足について自由に話をするのがフラミンゴ・カフェの趣旨です。講師を迎えてセミナー形式で開催したり、「なんでも質問会!」と称し多様なテーマで情報を交換したりしています。

【オンライン相談会】

フラミンゴ・カフェは、オンラインでも実施されています。

2021年2月の会では、総勢17名が参加しました。服や下着の選び方、断端の傷や夏汗への対処法と工夫、外装についてなど、多くの話題が上がりました。各人が工夫の成果を見せ、他の参加者が身を乗り出して画面をのぞき込む場面もあったそうです。

翌月の会では、デザインソケット(任意の布地を用いた樹脂注型ソケット)製作に関する質問が多数寄せられることに。作りやすい布地や大きさ、色がキレイに出るかどうかといった質問に、義足を製作しているメンバーが回答しました。

【特別企画】

特別企画として、2020年にはアフリカのケニアへ野生のフラミンゴを見に行くツアーも開催しました。きっかけは、同団体のロゴがケニアのボゴリア湖で撮影されたフラミンゴをモデルにしていたこと。実際に野生フラミンゴを見るのは、同団体の共同代表であった故髙木庸子氏の夢でもありました。

現地の湖は近年環境変化のためにエサが不足し、フラミンゴの生息数が減少していたものの、ツアーでは多くのフラミンゴと出会うことができたそうです。動物園では見られない、列をなして空を飛ぶフラミンゴに、メンバーは大きな感動を覚えたとのことでした。

高木氏の「行けるところでなく、行きたいところへ行こう!」という思いは、メンバーを日本から遠く離れたアフリカの地へと導くことになりました。

障害のために介護や義肢が必要になると、社会からの疎外感や暮らしの不自由さを感じてしまう人もいるでしょう。同団体は医療機関や行政と連携しつつ、そうした人たちの背中を押すための活動を実行し続けています。

女性義足ユーザーのためのコミュニティ【NPO法人ハイヒール・フラミンゴ】
▲画像提供:NPO法人ハイヒール・フラミンゴ

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※この記事の掲載情報は2021年6月15日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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