
「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。
サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。
目次
はじめに
近年は高齢化社会に対応した発想や技術が多数生み出されており、福祉分野でもそれらの恩恵が受けられるケースが増えています。そこで今回は、独創的なアイディアや技術を通じて、高齢者が快適な日常生活を送れるようサポートする企業を見ていきましょう。
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アドバイザーに相談する(無料)株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ
株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズは、多様性からくる違いを「価値」に変え、高齢者や障害者らさまざまな個性を持つ人たち(リードユーザ)が活躍できる場を創出する企業です。
※リードユーザとは
障害者や高齢者など生活に不便を感じている人達で、その解消のために創意工夫をしているアクティブユーザのことです。高齢化社会の生活を現在の私たちに見せてくれる未来の道先案内人です。
▲画像提供:株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ
【事業内容】
・企業研修、セミナー
様々な制約を含んだ社会課題に対して、どのように向き合っていくのか、対応していくのかという方法論が学べます。テーマは、企業のイノベーションや新事業創出、ユニバーサルデザイン、ダイバーシティ、当事者視点の障害者雇用、リーダーシップ論など多岐に渡ります。
・持続的な事業開発支援新製品開発のサポート
新商品やサービス、新しい事業の開発を初期段階から支援し、革新的な企画立案ができるようサポート。リードユーザとの協働で斬新なアイディアが得られ、これまで見過ごされていた社会課題とニーズを発見する契機になります。
・ユニバーサルデザイン、アクセシビリティ調査
高齢者や障害者、外国人だけでなく、多様な人たちが利用しやすい街・新規施設・店舗をつくるためのバリアフリー調査や改善提案にも注力。「視覚しょうがい」を持つ方や車椅子を利用する方は、手伝う側の知識不足から適切なサポートが受けられなかったり、坂道や階段で苦労したりといったことがあります。誰もがスムーズに利用できる街づくり・施設づくりの視点は、体が不自由な高齢者を介助する介護事業者にも求められるでしょう。
▲画像提供:株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ
【オンラインワークショップ】
同社は、オンラインのワークショップも開催しています。遠隔で参加できる利点を活かしつつ、対面での研修と同等の成果があるプログラムの提供に努めています。
※毎月無料の体験会を開催しています。詳しくはこちらをご覧ください。
【詳細情報】
株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ
http://inclusivedesign.jp/
株式会社エルエーピー
株式会社エルエーピーは福祉機器の製造や販売を行っている企業です。本記事では、関節を動かす「パワーアシストシリーズ」という補助機器の中から、手指向けの「パワーアシストハンド」を取り上げます。
【リハビリテーション補助機器「パワーアシストハンド」】
パワーアシストハンドは、空気袋の膨張と収縮の反復により、手指関節の屈伸を継続的に実施するリハビリテーション補助機器です。脳梗塞や事故などで麻痺の後遺症が残った方が病院・リハビリ施設・自宅などで、可動域訓練や指を動かす練習・物をつかむ動作のサポートなどに活用しています。
▲画像提供:株式会社エルエーピー
特長
パワーアシストハンドには、以下の特長があります。
1.安全性が考慮されている
福祉用品を提供するにあたって最重要なのは、安全であることです。空気圧を使い指をやさしく動かします。低圧ポンプを使用することで、過剰な力の発生を防ぎます。
2.装着と操作が容易
「ひらく」「とじる」という2つの動作に特化したシンプルな仕組みで、誰にでも扱いやすい仕様になっています。グローブを指先に引っ掛ける様に装着するので、取り付けと取り外しもスムーズ。摩擦が少なく、装着感が良好なのも魅力です。
3.優しいフィット感
装着感とフィット感を良くするため、素材・サイズにもこだわっています。手のひら側が開いた構造になっており、本物の肌で直接物に触れながら回復を目指せるのがポイント。いくつかサイズが用意されているのでどなたでもご利用いただけます。
4.症状に合わせて柔軟に対応
拘縮などで関節の動きが固い方はグローブが途中で止まる様に動きます。無理な力で動かさないので過剰な負担がかかりません、毎日の繰り返しで少しずつ可動域の改善、緊張のほぐれが期待できます。
利用者さんの感想
パワーアシストハンドの利用者さんは、「指がよく動くようになった」「以前はできなかったことができるようになった」といった感想を述べられています。ゆっくりと新聞のページをめくるような繊細な動作が実現した方もいるようです。
▲画像提供:株式会社エルエーピー
【詳細情報】
株式会社エルエーピー
https://lap-atom.co.jp/
株式会社MJI
株式会社MJIは、家庭用・法人用のコミュニケーションロボットを製造する企業です。2015年の設立以来、「これから必要とされるロボットとはどのようなものか」という課題に向き合う形で開発を続けてきました。
同社が件の課題に対して出した答えは、「人と人とをつなぎ、利用者さんの心のパートナーとなれるロボット」です。単に生活をサポートするのではなく、日常的な会話を通じて利用者さんに寄り添えるロボットの開発を目標としています。同社のコミュニケーションロボット「タピア」は、一般家庭はもちろん、福祉施設や商業施設でも活用されています。
同社の開発における特色は、ロボットの目となり得るVML(Vision Machine Learning)技術の開発に力を入れていること。タピアだけでなく、他社のロボットおよび他デバイスへのVML導入も目指しています。
【見守りロボット『タピアポケット』】
▲画像提供:株式会社MJI
タピアの主な機能は、以下の3つです。
・会話
利用者さんがタピアと楽しく会話するほか、各機能の操作を音声で行うことができます。
・ビデオ通話
離れた場所にいる家族と、互いの顔を見ながら通話。直接会える機会がなくても、タピアを介して家族とのつながりが持ち続けられます。
・見守り
タピア専用のアプリを通じて家族だけが使用できる見守り機能も搭載。交流頻度の履歴が可視化され、リアルタイムで状況をチェックできます。
・タピアの個性
タピアは、「人と人をつなぐパートナー」になれるよう生み出されました。画面部分にはくりくりとした目があり、親しみやすい雰囲気になっているのが特徴です。性別や年齢などのプロフィールも設定され、利用者さんのパートナーロボットとしての性格づけがしっかりとなされています。
▲画像提供:株式会社MJI
【詳細情報】
株式会社MJI
https://mjirobotics.co.jp/tapia-pocket/
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