全自動歯ブラシによる口腔ケアでスタッフと要介護者の負担を解消【株式会社Genics】

介護の仕事 2021年1月20日
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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

はじめに

早稲田大学発のベンチャー企業である株式会社Genicsは、高齢者の口腔ケアに便利な「次世代型全自動歯ブラシ」の開発元です。本記事では、同社の概要や製品の特色、口内環境悪化が誘発するリスクなどを取り上げます。

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株式会社Genicsとは

株式会社Genicsは、ロボット技術を応用して「次世代型全自動歯ブラシ」を開発しました。年齢を重ねた人が健康的かつ幸せに生活していくのに役立つ製品づくりをモットーとし、口腔ケアの分野で人々の健康維持に寄与することを目指しています。

長期にわたりロボット研究を続けてきた同社では、ロボット技術が世の中に多くの可能性をもたらすことを確信しています。人間とロボットが共存できる社会を作ることもまた、同社の目標の一つです。

次世代型全自動歯ブラシ

K_全自動歯ブラシ_本体画像提供:株式会社Genics

次世代型全自動歯ブラシは、くわえるだけで自動的に歯磨きができるツール。マウスピース部分には、歯垢を除去するブラシがついています。複数の小型電動モーターで駆動することにより、ブラシが歯列に沿って上下左右に動くのがポイントです。

K_全自動歯ブラシ_ブラシ画像提供:株式会社Genics

このブラシは歯のすべての面に当たるよう設計されているため、多方面から同時に歯を磨くことが可能になっています。時間と手間をかけることなく、効果的な歯磨きができるのがメリットです。利用者さんの口腔ケアだけでなく、介護スタッフの業務効率化と負担軽減にも有効でしょう。

口内環境が悪化することによるリスク

歯垢を放置していると、虫歯や歯周病といった口内疾患にかかるリスクが高まります。口内機能の低下は、身体機能低下を招く点に要注意です。
歯周病が原因となる病気としては、アルツハイマー病、脳卒中や糖尿病、心臓病などが挙げられるでしょう。以下に、各疾病について説明します。

・アルツハイマー病

認知症を起こす代表的な病気の一つです。認知症とは、正常に発達した知的機能が脳の病気によりできなくなり、もの忘れを含む知的能力の障害により、それまでできていた仕事や生活に支障をきたす状態のことです。特にアルツハイマー病では、新しいことを記憶できなくなる症状が初期に目立ちます。

・脳卒中

脳卒中は、脳に血液が行き届かず、神経細胞が障害された状態です。脳卒中は、その原因により4つに分類されます。脳の血管の詰まった場合は脳梗塞、血管が破れたときは脳出血、動脈瘤が破れるのはくも膜下出血、脳梗塞の症状が短時間で消えるケースは一過性脳虚血発作と呼ばれます。

・糖尿病

インスリンが正常に働かず、血液中のブドウ糖が増えてしまうのが糖尿病の特徴です。血糖値が高い状態を放置すると、血管が傷つき、心臓病や腎不全、失明、足の切断といった合併症につながる恐れがあります。

・心臓病

心臓病は、心臓の機能または構造の異常によって引き起こされる病気の総称です。心臓自体に原因がある病気と、心臓と連結する血管に生じる病気の2種類に大別されます。前者では弁膜症や心筋症、後者では狭心症や心筋梗塞などが例に挙げられます。

詳細情報

株式会社Genicsについてさらに知りたい方は、下記URLをご覧ください。
https://genics.jp/

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※この記事の掲載情報は2021年1月20日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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