化粧の力が必要な人たちを支援【一般社団法人日本臨床化粧療法士協会(JCTA)】

仕事 2020/09/10
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化粧療法TOP

◆はじめに


一般社団法人日本臨床化粧療法士協会(以下、日本臨床化粧療法士協会)は、心身にポジティブな変化をもたらす臨床化粧療法の普及と啓蒙、人材育成に取り組む団体です。本記事では、同団体の概要や養成講座を紹介します。

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◆日本臨床化粧療法士協会とは


まずは、日本臨床化粧療法士協会と臨床化粧療法の概要を見ていきましょう。

【日本臨床化粧療法士協会の概要】


日本臨床化粧療法士協会は、学術研究を基礎とした臨床化粧療法の普及・啓蒙活動、人材の育成・研鑽を行う団体です。同団体が認定する臨床化粧療法士®や臨床化粧アドバイザー、化粧体操指導士らは、医療・介護をはじめとするさまざまな現場で活動しています。

【臨床化粧療法について】


メイク指導自由箇所
同団体独自のセラピーである臨床化粧療法は、化粧の力により心身に良好な変化をもたらす手法です。セラピストの施術に留まらず、当事者が自分でメイクすることに重きを置いています。高齢者だけでなく、外見の悩みを持つあらゆる方に効果を発揮するのも特色です。

介護現場での臨床化粧療法は、認知症の諸症状や鬱状態に効果的とされます。メイクアップ中の一連の動作が、心身や脳に直接作用するためです。医療現場では、投薬の副作用による外見変化や、切り傷や火傷、手術痕の補正に役立ちます。さらに、臨床化粧療法は、地域レクリエーションや理美容院にも取り入れることが可能です。

◆臨床化粧療法に関する学び


続いて、日本臨床化粧療法士協会が提供する講座を紹介します。

【化粧体操指導士養成講座】


化粧体操指導士の箇所で使用
化粧体操指導士養成講座は、高齢者や療養中の方に化粧体操を指導する「化粧体操指導士」の養成プログラム(運動監修:NPO法人ファンズアスリートクラブ)。「自分でメイクができた」という自信をつけてあげることで健康寿命を伸ばし、運動のリハビリ効果でQOL向上も図るのが化粧体操指導士の役目です。

資格取得により、高齢者施設や医療機関、地域支援活動などで、化粧体操の指導やレクリエーションが行えるようになります。これまでに、一般の方はもちろんのこと、作業療法士や介護福祉士として働く方々が資格を取得してきました。

【臨床化粧アドバイザー資格講座】


臨床化粧アドバイザーの役割は、肌の病気やトラブル、治療の副作用に由来する外見の悩みを持つ方にスキンケアに関する助言を与え、カウンセリングを実施すること。美容と整容、そしてみだしなみの観点から、健康的な肌作りをサポートします。

臨床化粧アドバイザー資格取得は、臨床化粧療法士®になるための第一歩。講座では、外見のお悩みを抱える方々に対するスキンケアアドバイスやカウンセリングの基礎を習得し、留意点についても学習します。

臨床化粧アドバイザーは、メイク・スキンケアの個別相談や教室、介護事業所の整容介助講座、企業の整容みだしなみ講座における活躍が期待されます。医療福祉系・美容系の資格保持者、あるいは就職支援者のセカンドライセンスにも適しているでしょう。受講生は、理美容師や医療・福祉従事者が多い傾向です。

【臨床化粧療法士® 資格講座】


臨床化粧療法士® 資格は、化粧を通じて外見の悩みを持つ方をケアするための専門資格です。メイク技術だけでなく、福祉・美容分野の法制度や化粧品成分、皮膚理論、心理学、栄養学といった総合的知見に基づいてケアに当たるのが、臨床化粧療法士® に求められる役割です。講座受講後は、以前とは化粧品の見かたが変わり、理解も深まるでしょう。

臨床化粧療法士®は、日本臨床化粧療法士協会の正会員や認定講師としての活動が可能です。また、化粧外来「アピラボ」を担当することもあります。アピラボとは、アピアランス・ラボラトリーの略称であり、理想とする容貌や装いを当事者とともに考える活動の名称です。職種を問わず、幅広いジャンルの方が受講しています。

メイクツール自由箇所

◆詳細情報


JCTAについてさらに知りたい方は、下記URLをご覧ください。
https://japanclinical-cta.org/

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