
目次
はじめに
一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会(以下、日本ユニバーサルマナー協会)は、高齢者や障害者、ベビーカー利用者といった多様な人たちの視点を理解し、行動できる人を増やす活動をしている団体です。本記事では、同団体が提唱する「ユニバーサルマナー」の概要と検定試験を紹介します。
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ユニバーサルマナーとは、多様な方々と接していくための心遣いと行動のこと。高齢者や障害者、外国人、ベビーカー利用者など、街ではさまざまな人を見かけます。日本ユニバーサルマナー協会は、自分とは異なる立場の人を思いやり、困っていたら助け合い、皆が安心して楽しく過ごせる社会の実現を目指しています。
ユニバーサルマナー検定とは
日本ユニバーサルマナー協会では、他者の視点に立って行動できる人を育てるべく、「ユニバーサルマナー検定」を実施しています。同検定の特色は、ユニバーサルマナー実践に必要となるマインドとアクションを体系的に習得できることです。多様な人々の心理状況と特徴を知り、適切なサポートの仕方を学びます。
同検定のカリキュラムは、障害を持つ「当事者」によって監修されているのもポイントです。当事者視点の発想とこだわりを取り入れているのは、真に喜ばれる心遣いを受講者に身につけてもらうため。また、3級では必ず当事者が講師を務めているのも大きな特徴です。

画像提供:一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会
【ユニバーサルマナー検定3級】
高齢者・障害者との向き合い方、お声がけ方法を学ぶための導入講座です。学習内容は、ユニバーサルマナーの概要やお声がけ方法など。ハード(設備)は変えることができなくても、個々のハート(心)はすぐに変えられるという考え方に基き、多様な人たちの心理状況を考えるためのワークに取り組みます。

画像提供:一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会
【ユニバーサルマナー検定2級】
2級では、車いすの操作方法のような実践的な知識を学びます。多様な人たちの心理状況も、3級よりさらに広い範囲を扱うのが特色です。受講生は座学と実技を経て、認定試験を受けることになります。
【新型コロナウイルス感染予防対策】
講座開催にあたり、新型コロナウイルス感染予防にも注力。受講生が安心して参加できるよう、次のような対策を実行しています。
・アルコール消毒液を設置する
・換気を徹底する
・座席間隔を確保し、密集を回避する
・1部屋あたりの人数を制限する
・実技研修ではマスクと手袋を着用の上、向かい合わないようにする
・向かい合う場合は飛沫防止対策を行う
・毎回スタッフが機材や備品を清掃する
受講者にも、マスク着用と手指消毒の協力を仰いでいます。
検定受講者の声
最後に、ユニバーサルマナー検定2級を保有する理学療法士の方のご感想を紹介します。
講義で最も印象に残ったのは、「障害は人ではなく環境にある」という言葉。医療現場では、スタッフの知識と経験で「これはできない」「こうすれば良い」と決めつけてしまうこともあり、それが「障害」の発生につながっていたかもしれないとのことでした。
また、プライベートでお子さんを連れて出かけると、エレベーターが遠かったり、ベビーカーの入店ができなかったりといった不便さを感じることも多く、1人で歩いていたときには気づかなかった視点を得られたともお話されています。
ユニバーサルマナー検定で身につけた知識は、病気やケガをした人たちの気持ちを理解するのに役立つとのこと。車いすの操作方法を実際に体験することで、患者さんの手助けをするのに最適なタイミングや、無理をさせすぎないようにする配慮が学べたそうです。

画像提供:一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会
詳細情報
日本ユニバーサルマナー協会についてさらに知りたい方は、下記URLをご覧ください。
https://www.universal-manners.jp/
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