
目次
はじめに
NPO認知症予防サポートセンター(以下、認知症予防サポートセンター)は、高齢者の主体的活動の継続と習慣化に関する事業をサポートする団体です。本記事では、同団体の事業やプログラムの内容、認定資格を紹介します。
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まずは、団体の概要と事業内容を見ていきましょう。
【概要】
認知症予防サポートセンターは、認知症予防活動のための情報提供や技術支援、人的支援を目的とする団体です。2003年の設立以来、住民主体の「地域型認知症予防活動」の普及を目指してきました。
【事業内容】
同団体は、次の事業を運営しています。
・講師派遣
認知症予防講演会講師、認知症予防研修会講師、認知症予防講座講師、ファイブ・コグ検査テスターおよび結果説明会の講師、地域型プログラムのアドバイザーを派遣します。
・人材養成、研修
認知症予防事業、ファイブ・コグ、認知症予防ファシリテーター®などの研修で人材を育成。資格試験対策として、ロールプレイ講習も開講しています。
・研究
研究事業として、プログラムの開発や調査を行っています。下記は、これまでの主な実績です。
・「認知症予防・介護予防に関するアンケート調査」報告
認知症予防や介護予防のご相談を寄せられた自治体・保健センター・地域包括支援センター等の担当者にアンケートを実施し、結果を報告しました。
・第8回日本認知症予防学会学術集会にてポスター発表
『認知症予防を目的とした地域高齢者の主体的なグループ作りと継続の重要性』
主体的グループづくりの方法と工夫に関するアンケート調査の結果を報告しました。調査対象となったのは、地域型認知症予防プログラムのファシリテーター、および自主活動を続けているグループ(後述)です。
・啓発、販売
啓発事業の一環で、販売物にも注力。認知症予防プログラムのテキスト、集団認知検査「ファイブ・コグ」のDVD・検査用紙、ウォーキング記録ノート、認知症予防啓発パンフレット『はじめてみませんか、脳いきいき生活。』などを提供しています。
地域型認知症予防プログラム
地域型認知症予防プログラムとは、認知症予防(=発症遅延)の効果が期待できる行動を習慣化し、住民による主体的活動を継続・普及するためのグループ活動です。プログラムでは、認知症になりかけの時に落ちる3つの機能(エピソード記憶・注意分割機能・計画力)を鍛えます。それぞれのプログラム内容は、以下のとおりです。
【ウォーキングプログラム】
日常生活で無理なく、少し早く歩く習慣をつけるのがプログラムの目的です。1日の歩数を記録し、メンバー同士で報告。達成可能な目標を定めながら、最終目標である「1日30分・週5日」の早歩きを目指します。
【旅行プログラム】
個々が旅先の情報を収集し、独自の旅程を組みます。個人の旅程を基にグループでの旅程を考え、実際に日帰り旅行を楽しみます。
【料理プログラム】
一人ひとりが新しい料理を考案し、実際に試作して、グループのレシピ集を作ります。
【パソコンプログラム】
テキストを基に、メンバーがお互いに教えあいながらパソコン技術について学び、ミニコミ誌を制作します。

自主活動グループの広場
認知症予防サポートセンターのWebページ「自主活動グループの広場」では、自主活動を続けるグループの情報を発信しています。
・鹿嶋市自主活動グループ
茨城県鹿嶋市では「認知症予防教室~ウォーキングで健脳貯筋~」を2013年より毎年実施し、教室から巣立ったたくさんの自主活動グループがあります。市内の複数の自主グループから活動報告が届いています。
上記の他にもたくさんのグループが活動を継続している様子がわかります。
また、2020年4月には、新型コロナウイルス感染拡大を受け、緊急企画「みんなの応援団」としてお互いにエールを送るメッセージコーナーを設けました。
・みんなの応援団~福島市から応援メッセージ~
福島市の緑人会からは、2020年6月の活動再開の喜びとともに「人生100年・自分の足でいつまでも」をスローガンに、また皆で楽しく活動を続けていきます、とのメッセージが届いています。
認定資格:認知症予防ファシリテーター®
認知症予防サポートセンターは、認知症予防活動の支援が行える人材を育てるべく、資格認定制度「認知症予防ファシリテーター®」を創設しました。
認定資格には、「認知症予防ファシリテーター®2級」「認知症予防ファシリテーター®1級」の2段階があります。実施回数は、それぞれ年に1回です。

詳細情報
認知症予防サポートセンターについて詳しく知りたい方は、下記URLをご覧ください。
https://www.iiyobou.org/
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