健康維持と体力つくりの普及・啓発に注力【公益財団法人健康・体力づくり事業財団】

介護の仕事 2020年6月30日
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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

はじめに

公益財団法人健康・体力づくり事業財団(以下、健康・体力づくり事業財団)は、国が掲げる健康維持および体力づくりの施策をサポートし、推進する団体です。本記事では、同団体の概要とともに、主な活動内容を紹介します。

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健康・体力づくり事業財団とは

健康・体力づくり事業財団は、厚生労働省や文部科学省などが示す健康および体力つくり施策に沿った事業を行う団体です。昭和53年の「財団法人健康づくり振興財団」および昭和40年設立の「社団法人国民健康つくり運動協会」が合併、以来、国の施策に則った事業運営に注力し、平成24年公益財団法人に移行しました。

同団体の主たる事業内容は、下記の通りです。
1. 健康・体力づくりのための運動実践環境や正しい健康情報を提供する
2. 健康運動指導者を養成し、資質向上を図る
3. 健康・体力づくりを推進するための調査研究を行う
健康と体力つくりが人々の関心を集め、各地で関連する活動が実施されるようになっています。これから続く少子高齢化社会を活気あるものにするためには、疾患の発見と治療だけでなく、病気を未然に防ぐ「一次予防」への取り組みが重要です。健康の維持と体力の向上に、運動・スポーツを通して取り組み生活の質を高めることを目指します。

活動内容

ここでは、健康・体力づくり事業財団の活動内容を見ていきましょう。

【普及・啓発活動】

ホームページやリーフレットによる正しい健康情報を提供するほか、健康寿命の延伸のために、高齢者を対象とした「貯筋運動プロジェクト」を全国展開しています。
同プロジェクトは、鹿屋体育大学前学長の福永哲夫氏(東京大学・早稲田大学名誉教授)が提唱する筋力トレーニングの普及により、生涯動ける体をつくり、生活の質を保つことを目的とするものです。筋力トレーニングに毎日取り組みながら「貯筋」していくという内容で、道具は不要。どこでも、いつでも、だれでもできます。健康運動指導士や健康運動実践指導者(後述)らの指導の下、総合型地域スポーツクラブや介護予防施設と組んで、実践環境を増やしています。

はりまステーション2貯筋運動画像提供:公益財団法人健康・体力づくり事業財団

【指導者の養成】

運動を楽しく継続させ効果を上げる質の高い運動指導者である、健康運動指導士と健康運動実践指導者を養成(資格付与)しています。

・健康運動指導士
個々人の心身の状態に応じ、安全で効果的な運動を実践するための運動プログラムの作成および指導を担う人材です。フィットネスクラブ、病院、高齢者介護施設などの幅広い分野で活躍しています。

・健康運動実践指導者
自ら見本を示せる実技能力を持ち、特に集団に対する運動指導技術に長けた人材です。若者から高齢者まで、健康増進から生活習慣病予防・介護予防まで、それぞれの対象者の態様や目的に応じ、楽しく継続を促し運動効果を上げています。

指導者の養成画像提供:公益財団法人健康・体力づくり事業財団

介護福祉系の資格をお持ちの方には、健康運動実践指導者養成講習会受講資格があり、近年では介護福祉施設に勤務されている方が多く受講されています。

【調査・研究】

健康・体力づくりの推進や、運動・スポーツの価値を高めるための調査・研究を行っています。

・全国ご当地体操実態調査2018
近年、多くの市や町で普及されている「ご当地体操」が、全国にどれくらいあり、どのような経緯で考案されたのかを明らかにした、本邦初の全国調査です。

・医療機関と健康運動指導士等との連携による運動療法の在り方に関する調査・研究
医療機関が併設する運動施設(医療法42条施設)の設置状況を全国調査し、運動療法における医師と健康運動指導者との連携について提言しました。

詳細情報

以上、健康・体力づくり事業財団の活動内容を中心に見てきました。同団体についてさらに知りたい方は、下記URLをご覧ください。
http://www.health-net.or.jp/

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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2020年6月30日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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