【単独インタビュー】映画『ピア〜まちをつなぐもの〜』主演!実力派俳優、細田善彦さん

エンタメ 2019/04/12
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_MG_1341_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

 

『ピア~まちをつなぐもの~』って?


介護福祉士と認知症の高齢者が向き合っていく姿を描き、2017年から全国各地で1年以上にわたって劇場公開され、上映会も国内外で800回以上上映開催された映画『ケアニン~あなたでよかった~』。この春、ケアニン製作スタッフが再集結して製作された映画が公開されます。それが映画『ピア〜まちをつなぐもの〜』。若手医師が試行錯誤しながら在宅医療・介護に向き合っていく物語です。出演は、細田善彦、松本若菜、水野真紀、升毅、尾美としのりらのベテラン俳優陣で、笑いあり、涙ありの見どころあふれる作品です。

在宅医療・介護に携わっている人はもちろん、自身や家族がサービスを受けている方でも共感できる映画となっています。4月26日(金)に公開されるこの映画を、きらっコノートで一足先に紹介いたします!

 

『ピア~まちをつなぐもの~』あらすじ


【Sub5】_MG_0541_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

病気で倒れた父親の医院を継ぐために、勤めていた大学病院を辞めて地元に戻ったエリート医師高橋雅人(細田善彦)。父・圭蔵(升毅)に訪問診療も頼まれ、渋々始めることになる。しかし大学で先端医療の研究を志していた雅人は、在宅医療に興味を持てず、医師としてのプライドから、ケアマネジャーの佐藤夏海(松本若菜)や介護福祉士など他の職種との連携も取らない。そんな中、訪問診療に行ったある患者家族との出会いによって、雅人の医師としての考え方が大きく変わっていくことになる。

 

『ピア~まちをつなぐもの~』予告編



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実力派俳優、細田善彦単独インタビュー


★_Z6A9662_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

『ピア』の主役を演じたのは、細田善彦さん。最近では「3年A組―今から皆さんは人質です―」の刑事・宮城遼一役で大きく注目を集めています。そんな彼を、きらっコノート編集部が単独インタビュー!撮影の裏話や、在宅医療・介護に対しての考えなどを伺いました。

プロフィール


東京都出身。映画、『終の信託』(12)、『羊の木』(18)などに出演。NHK「きみの知らないところで世界は動く」(05)では主演に抜擢。 TBS「逃げるは恥だか役に立つ」(16)、NHK大河ドラマ「真田丸」(16)では北条氏直役として出演、CX「民衆の敵~世の中、おかしくないですか?」(17)、 など数多くのドラマに出演。映画やドラマだけでなく、舞台やラジオやPVなど幅広く活躍。 2019公開映画『武蔵―むさし―』では主役の新免武蔵役を射止めるなど、今後注目の実力派俳優。

 

映画について


—『ピア』の主演を務めることになったきっかけを教えてください。

「在宅医療を題材にした映画があるけど、やってみないか?」とお話をいただいたのがきっかけです。在宅医療は、昨今話題にあがってきているワードですし、日本の高齢者社会においても非常に重要なことだと思ったので、在宅医療を広げる手助けになるならぜひと、参加させていただきました。

—脚本を読んだ時の感想を教えてください。

『ピア』は一人の医師が、在宅医療に向き合っていく姿を描いている映画です。“高橋雅人が幼少期の頃に憧れた医師”と、“今の高橋雅人という医師”を面白く表現したいと考えました。作品前半で演じているのは、“医師”という自分の立ち位置や、社会的地位ばかりを考えて、本来の役割を忘れてしまった“今の高橋雅人という医師”。後半では、人との関わり方、向き合い方を模索しながら自身の役割を果たす“高橋雅人が幼少期の頃に憧れた医師”になっていきます。最初のプライドの高い彼がいたからこそ、より感動的な物語になったと思います。

★_Z6A9574_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

—初めて演じる医師は、どのように役作りをしましたか?

まずは、実際に在宅医療の現場を見させていただきました。また、今回の撮影現場には医療監修として在宅医療に携わっている多くの方々が来てくださいました。もちろん医師の方々もいらっしゃったので、とにかく色んな方に話を聞かせていただきました。リアルな情報を集めて、少しずつイメージを作り上げて、役に落とし込んでいきましたね。

—撮影中、大変だったことや難しかったことはありますか?

水野真紀さんが藤本由紀子という患者役を演じているのですが、水野さんの演技が本当に素晴らしくて、エリート医師を演じる身としてはあまり感情移入してはいけないと思いながらも、どんどん吸い込まれていって、ついつい泣きそうになってしまいました。僕の想像を超えて、水野さんが本当の患者さんのように目の前にいて、僕のことを医師として見てくれていたので、そこが大変だった部分でもあるし、演じる時に助けられた部分でもあります。

【Main】_MG_0753_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

—記憶に残っている場面や台詞があれば教えてください

僕が演じている高橋雅人が変化していくきっかけにもなる言葉で、雅人の父・圭蔵が医療書籍の遊び紙に、医師としての心構えを書いた「病気を診ずして、病人を診よ」です。患者さんによって、求められることは全然違うんですよね。特に在宅医療の場合は、病気を治せない場合でも、医師が患者に対して何ができるのか?ということを考えて、生活を提案することが大きな役割の一つだと役を通して知ることが出来ました。より本人の意思を尊重しているというか。患者さん一人ひとりに寄り添った、異なる提案も必要ですし。この言葉が、『ピア』の全体像を表しているように感じます。

 

在宅医療・介護について


—身近な人が在宅医療を必要としていたら?

『ピア』に参加させていただいてから、自分ならどうするのだろうと、色々考えていたんですけど、本人の意志に沿った選択をしたいですね。日頃から意思疎通をして情報を蓄積することができれば、きっと本人の望む生き方を僕たちに伝えてくれるとも思いますし。在宅医療だけじゃなく、病院や施設という選択肢もあるので、本人の意見をしっかり受け入れて行動したいです。

★_Z6A9573_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

—これまで在宅医療についてどれぐらいご存知でしたか?

恥ずかしながら、言葉としては知っていましたが、現場で何が行われていて、どんな方たちが、どのように携わっているのかというのは、まるで知りませんでした。台詞でもあるのですが、「こんなに多くの人が一人の患者さんをバックアップしているんだ」ということに、素直に驚きました。在宅医療に関わる方たちは、クリエイティブだと思っています。決まったマニュアルもない中で、患者さん一人ひとりの人生に向き合っていることは本当に凄い仕事だと感じました。

—在宅医療に従事している方へメッセージをお願いします

調べれば調べるほど、在宅医療に関わっている皆さんがされていることは、超高齢社会化している日本において、非常に大事なことだと思うんです。患者さん一人ひとりの人生に関わり、自分らしく生きてほしいという想いを馳せながら働く。だからこそ、「頑張ってください」の一言だけでは、感謝の気持ちが伝わらないかもしれない。『ピア』は、在宅医療に携わっている方の背中を少しでも押すために、我々なりにエールを送ろうという気持ちで作った映画です。本当に誇らしいことをやられているということに、自信を持っていただきたいです。きっと、自分を誇らしく思える瞬間はこの先もたくさんあると思います。

【Sub3】_MG_0341_resize ©2019映画「ピア」製作委員会

—在宅医療を受けている方やそのご家族の方に一言お願いします

在宅医療を受けている方たちにお話を聞いた時、「家族との時間が増えてよかった」という方がいらっしゃいました。そこに行き着くまでに、僕には想像もつかないくらい大変なことや、時には犠牲にしたことがあったと思います。それでも「自分らしく生きること、楽しむこと」のために在宅医療を選び、向き合っている。僕は、在宅医療を受けながら過ごす時間が、患者さんにとってもご家族にとっても良いものになってほしいし、大切なものになってほしいなと思います。

 


上映情報


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【タイトル】ピア~まちをつなぐもの~
【公開日】2019年4月26日(金)より、全国順次公開
【製作年】2019年
【監督】綾部真弥
【企画・原作・プロデュース】山国秀幸
【脚本】藤村磨実也・山国秀幸
【製作】映画「ピア」製作委員会(ワンダーラボラトリー/アイ・ピー・アイ/ユナイテッドエンタテインメント/JR西日本コミュニケーショズ/エイチエムプラス)
【配給】ユナイテッドエンタテインメント
【上映時間】99分
www.peer-movie.com
©2019映画「ピア」製作委員会

 

『きらケア』は映画『ピア〜まちをつなぐもの〜』を応援しています!
https://job.kiracare.jp/

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