脳を使う機会が減ってしまうと、記憶力や判断力は低下してしまい、認知症の発症リスクを高めてしまいます。また、すでに認知症を患ってしまった方の場合は、進行が早まることも…。そこで今回は、脳トレに役立つ記事をご紹介します!かるた遊びや体操をはじめ、さまざまな脳の活性化方法をチェックして、ぜひ施設でのレクリエーションに取り入れてみてはいかがでしょう。
目次
(1)『100ー7』で、脳を訓練
認知症のお父さまを介護しているというユウコ姉さんは、こちらのブログ『パパは今日も天下太平』に、認知症介護の知識を深めるための記事を執筆し、介護の悩みを解消するためのお役立ち情報を発信しています。
リアルな介護事情がわかる記事は、介護士さんも参考になるのではないでしょうか?
たとえば、《『100ー7』で、脳を訓練》という記事には、今回のテーマにぴったりの脳トレについて語られていました。
認知症の介護で家族ができることの一つは、進行を遅らせること。
そして、進行を遅らせるためには、普段から脳の活性化を心がけることがポイントなになります。
そこでユウコ姉さんの従姉妹は、子ども向けの国語や算数ドリルをお父さまにすすめてみたのだとか。
ところが、子ども向けのドリルというのがお父さまには合わず、継続は難しかったと言います。
そのため、今度は病院で行われている認知症テストを提案することに!
その内容は、「100ー7はいくつ?」「そこからさらに7を引いたらいくつになる?」という計算法で、会話の中で自然と脳を活性化する効果があるそうです。
ユウコ姉さんは、この脳トレを実践するうえで注意したいことも記事の中で触れているので、興味のある方はぜひ本文をチェックしてみてくださいね。
施設の利用者さんとの会話の中に上手く脳トレを取り入れられると、認知症ケアや予防に役立つかもしれませんよ。
【参照元】
⇒『100ー7』で、脳を訓練 | パパは今日も天下太平
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(2)「認知症予防 そろばん式脳トレーニング」
仙台市にあるそろばん教室『脳キラ☆スクール』では、子どもを対象にした授業だけでなく、大人のための脳活性化プログラム”脳活メソッドそろばん式脳トレーニング”も実施中です。
サイト内のブログには、介護施設へ出向いて脳トレ講座を実施したときの記事が掲載されていました。
その記事とは、こちらの《2018/06/21 「認知症予防 そろばん式脳トレーニング」》。
ここには、喜多方市内にある介護付有料老人ホームの80歳から100歳までの方を対象にした脳トレの様子が綴られています。
この時は、そろばんを使用しないプログラムを実施したのだとか。
そのため、指先が思うように動かせない方や昔のそろばんしか扱ったことがないという方も安心して取り組めたようですよ。
しかも、入居者さまが楽しんでトレーニングをしていたのが印象的だったとのこと。
参加された方の「できた!」という喜びを直に感じることができて、筆者も嬉しかったと語っています。
上記の記事には、”脳活メソッドそろばん式脳トレーニング”講座を受けた利用者さんの反応と併せて、施設で働くスタッフの感想もしっかり記載されているので、介護現場でのレクレーション活動やQOL向上に向けた取り組みの参考になるのではないでしょうか。
【参照元】
⇒2018/06/21 「認知症予防 そろばん式脳トレーニング」 | 脳キラ☆スクール
(3)地域の介護予防任せて・今年誕生したNPO法人「のかこの会」
福島県いわき市において、在宅医療や看護、介護に力を入れている医療法人医和生会。
全部で11の施設を運営している同法人は、現場で培ったノウハウや役立つ情報を『福島県いわき市の医療法人医和生(いわき)会ブログ』を通して発信しています。
介護業務に携わる方にとって大変興味深い内容が綴られているので、ぜひ時間を見つけてアクセスしてみてはいかがでしょう。
今回はその中から、《375. 脳活性化! 地域の介護予防任せて・今年誕生したNPO法人「のかこの会」》という記事にスポットを当ててみました。
この記事には、脳活性化プログラム”シナプソロジー”の内容や、その普及に取り組むメンバーの様子が紹介されています。
「シナプソロジーって初めて耳にする」という介護士さんは、この記事を読めば、認知機能低下の抑制や集中力の向上などに効果がある”シナプソロジー”への理解を深めることができますよ。
また、記事には具体的な”シナプソロジー”のプログラムメニューについても述べられているので、新しいレクリエーション導入をお考えの方もぜひ参考にしてみてください。
準備するものはお手玉だけなので、気軽に取り組むことができそうですよ!
【参照元】
⇒375. 脳活性化! 地域の介護予防任せて・今年誕生したNPO法人「のかこの会」 | 福島県いわき市の医療法人医和生(いわき)会ブログ
(4)体操にシナプソロジーとコグニサイズをいれる方法とそのワケ
シニアと共に可動域を拡げることをミッションに発足した『あっぱれ協会』は、介護に必要な情報やノウハウを発信しています。
また、サイト内のブログにも、体操レクリエーションや身体機能維持に役立つ情報を掲載しているので、介護士さんはアクセスすると多くの学びを得ることができそうですよ。
そこで今回は、そんなブログの中から脳トレに効果のあるエクササイズを紹介した《【超おすすめ!】体操にシナプソロジーとコグニサイズをいれる方法とそのワケ》という記事を取り上げてみたいと思います。
“シナプソロジー”とは、2つのことを同時に行ったり、左右で違う動作をしたりすることで、脳の機能やメンタリティーの改善を狙うエクササイズです。
基本をマスターすれば、さまざまなアレンジを加えることが可能なのだとか。
記事には下記の2つのパターンの”シナプソロジー”とそのアレンジ方法が書かれていました。
1.動作と条件
2.左右非対称
また、”コグニサイズ”は、”シナプソロジー”に息が上がるくらいの運動を組み合わせたエクササイズで、脳トレだけでなく、体操レクリエーションとして実施することも可能とのこと。
“シナプソロジー”も”コグニサイズ”も、認知機能の維持や改善への効果が期待できるそうなので、ぜひ介護予防の一環として注目してみてはいかがでしょう。
【参照元】
⇒【超おすすめ!】体操にシナプソロジーとコグニサイズをいれる方法とそのワケ | あっぱれ協会
(5)脳トレで若返り体操!!~あなたはどれだけできるかな?~
『ファイブM』は、地元の方々に親しまれている京都の老舗フィットネスクラブ。
ファイブMでは、体力年齢60歳以上の方に向けた”大人ウェルネス体操30分コース”を実施しており、その中で脳トレ体操を行っています。
また、上記のサイト内には、《脳トレで若返り体操!!~あなたはどれだけできるかな?~》という記事も掲載されており、そこにはフィットネスクラブで行っている脳トレ体操が紹介されていました!
ファイブMでの脳トレ体操のやり方は、椅子に座って足踏みをしながら30まで数えて、3の倍数で手を叩くというもの。
さらに、次はそれに加えて、5の倍数で手をバンザイして…と、少しずつ難易度を上げていきます。
難易度を徐々に上げて個々のチャレンジ精神を刺激するれば、より脳に良い影響を与えられそうですね。
しかも、椅子に座って簡単にできるので、ちょっとした合間に行えるのもポイントです。
この他にも、ブログには身体づくりのノウハウや体調管理のポイントなど、介護現場で役立ちそうな情報が掲載されています。
詳しく知りたい方は、ぜひ他の記事も覗いてみてくださいね♪
【参照元】
⇒脳トレで若返り体操!!~あなたはどれだけできるかな?~ | ファイブM
(6)【介護】認知症にならないように脳トレに励んでもらう
ブログ『リケジョ的教育のすすめ』を運営しているがじゅまるんさんは、京都大学工学部で学び、京都大学で働く理系女子。
そんな彼女のブログには、お子さんたちの受験にまつわる話や現在の職場で学生たちから得た教育のノウハウとともに、高齢者向けの脳トレに関する記事もエントリーしていました!
こちらの《【介護】認知症にならないように脳トレに励んでもらう》という記事です。
がじゅまるんさんによると、脳は使わなければどんどん退化していき、認知症のリスクを高めてしまうのだとか。
そのため、脳トレに特化したコンテンツや指先と頭のトレーニングになるブロック玩具、懐メロが収録されたCDなどを用いて、脳を使う機会を作ることが大切なのだそうです。
また、室内に引きこもりがちの方には、カルチャー教室への参加を提案してみるのもおすすめとのこと。
趣味を持ったり、人と触れ合ったりすると、脳に良い刺激を与えられるので、気持ちにもメリハリがつけられそうですね!
上記の記事には、がじゅまるんさんおすすめのアプリや書籍も紹介されているので、ぜひ施設内で認知症予防に取り組むときの参考にしてみてはいかがでしょう。
【参照元】
⇒【介護】認知症にならないように脳トレに励んでもらう | リケジョ的教育のすすめ
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