
近年、生活支援と感染症対策は介護の現場において重要な課題となっています。当記事では、これらの課題に対応する製品・サービスを提供する企業に注目しました。視覚障がい者向けの歩行テープ、AIを活用した見守りサービス、感染症対策を学べるゲームなど、多岐にわたるツールを紹介します。より安全で快適な介護の実現に、ぜひお役立てください。
目次
錦城護謨株式会社
錦城護謨株式会社は、工業用ゴム・樹脂製品の製造から土木資材、福祉関連製品まで、幅広い分野で事業を展開する総合ゴムメーカーです。創業以来培ってきた高度な技術力と豊富な経験を活かし、多様な産業分野のニーズに応える製品開発・製造を行っています。
特に近年は、視覚障がい者向けの歩行テープなど福祉分野への展開を強化し、より安全で快適な社会づくりに貢献。技術革新と品質向上に継続的に取り組みながら、時代とともに変化する社会ニーズに柔軟に対応しています。
視覚障がい者が気軽に使える「ココテープ」

介護施設において、視覚障がいのある利用者の自立支援は重要な課題の一つです。特に、施設内での移動や場所の識別に関しては、きめ細やかなサポートが必要となります。そんな現場のニーズに応える画期的な製品が、錦城護謨株式会社の視覚障害者歩行テープ「ココテープ」です。
「ココテープ」は、視覚障がい者の方が白杖や足裏で感じ取れる突起のついた誘導用テープです。柔らかな塩化ビニル素材でできており、床面との質感の違いや突起によって、その存在と方向性を認識できるため、安全な歩行をサポートします。
従来の点字ブロックやガイドラインと比べて軽量なため、施設内のさまざまな床面に簡単に設置できるのが特長です。部屋や物の配置を覚えるまでの短期利用にも適しています。

注目したいポイントは、長さの異なる2種類の製品による柔軟な対応力です。長い距離でも好きな長さにカットして使えるロールタイプは、床面に貼付けることで、トイレや浴室、食堂などへの誘導をスムーズにします。コンパクトなバータイプは、分岐点や目的地の手前に貼ることで、現在位置や進行方向の確認をサポート。どちらの製品もコンパクトで軽量なため、持ち運びに適しているのも特長です。施設の状況やニーズに応じて、簡単かつ自由なカスタマイズで、効果的な誘導システムを構築します。
また、接着痕が残りにくい両面テープを用いているので、床を傷める心配もありません。簡単に設置できるだけではなく、その後の配慮もなされていることからは、同社の真摯な姿勢がうかがえるでしょう。
実際に導入している施設からは、「自分の好きなタイミングで行きたい場所に行けるようになり、利用者さんの表情が明るくなった」「移動に自信が持てるようになった」「職員の見守り負担が軽減された」という声が多く寄せられています。
このように、視覚障がい者の自立支援と職員の業務効率化を実現する「ココテープ」は、介護の現場に希望をもたらす一翼となるでしょう。まずは、トイレへの動線など、小規模な導入からスタートするのもいいかもしれませんね。詳しくは、同社のWebサイトにてご確認ください。
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株式会社ニュウジア
株式会社ニュウジアは、AI技術を活用した革新的なサービスを展開する企業です。最先端のAI技術と独自の開発力を駆使し、ビジネスにおけるさまざまな課題解決に取り組んでいます。
近年は、DXを超越するAX(AIトランスフォーメーション)を推進する先駆的な企業として躍進。人間が行う作業を大幅に削減し、業務のスピード・正確性・コスト効率の向上を実現する同社の実績は、幅広い分野から注目されています。
見守りの新しい形「Care-Call.ai」

超高齢社会の現代において、高齢者の見守りニーズは年々高まっています。しかし、働く子世代は多忙を極め、介護事業所も人手不足に悩まされ、十分な見守り体制を維持することが難しい状況です。同社では、そんな課題を解決する新たな選択肢として「Care-Call.ai」を開発しました。
「Care-Call.ai」は、AIを活用した音声通話による見守りサービスです。特徴は、AIが定期的に高齢者へ電話をかけ、会話を通じて安否確認を行うこと。会話内容から体調や心理状態を分析し、異常を検知した場合は速やかに家族や介護事業所へ通知します。その後の対応が迅速にできるので、高齢者本人はもちろん周囲の人にとっても非常に心強いでしょう。

日常的な会話においても、AIが内容や健康状態を要約し、メール・電話・LINEを通じて家族や事業所へ報告します。遠方での生活や仕事で直接の連絡が難しい方々でも、相手の様子がリアルタイムで把握できるのは、大きな安心となるでしょう。
また、カメラによる監視と異なり、プライバシーを十分に保護できるというのもポイントです。見守られる側にとっても、安心して利用できます。
このような優れた機能のなかでも、特に注目したいのが「AIによる温かみのある会話機能」です。一般的な自動音声はパターン化されたものが多く、苦手意識を抱く高齢者も少なくありません。同サービスでは、その問題をAIの力で補完。AIが各利用者の趣味や関心事に合わせて柔軟に会話を展開し、親しみやすい自然な会話を提供します。
なお、実際に利用している方からは、以下のような声が寄せられています。
「Care-Call.AIのおかげで、認知症兆候を早期に発見でき治療がスムーズに進んだ」
「電話に出ない母をAIが異変として判断し、早急な対応につなげられた」
「一人暮らしの親が、AIとの会話を毎日の楽しみにしており、以前より明るくなった」
安全・安心な見守りはもちろん、高齢者の心の支えとしても機能する「Care-Call.ai」。個人と家族、介護事業所、地域社会をつなぐ架け橋として、今後さらなる普及が期待されます。
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一般社団法人KISA2隊

一般社団法人KISA2隊は、社会課題の解決に向けて革新的なアプローチを展開する組織です。
法人・組織の枠を超えた連携を促進し、新たな価値創造と課題解決を実現する「超法人・超組織連携」を推進。また、医療分野では患者中心の包括的な医療を実現する「総合診療」の文化醸成に取り組んでいます。
介護分野においては、変化し続ける介護現場を支える新世代の介護リーダー育成をサポート。さらに、災害時の支援経験を活かし、地域の受援力向上に向けた取り組みを推進。
保健・医療・介護の垣根を越え、多角的なアプローチで地域社会を支えています。
ゲーム感覚で学べる「感染クラスター8」
介護施設での感染対策は、利用者とスタッフの命を守る重要な取り組みです。しかし、従来の研修では、スタッフの意識向上や対応の強化になかなか結びつかないという課題がありました。
そこで一般社団法人KISA2隊は、介護現場の感染対策をゲーム感覚で楽しく学べる新しい研修プログラム「感染クラスター8」を特定非営利活動法人イシュープラスデザインと共同で開発。日頃の備えの重要性を実感し、施設での感染対策意識を持続的に高めるツールとして注目されています。

このゲームは、ある町の介護施設を舞台に、架空のウイルスによる8日間のクラスター対応を擬似体験するゲームです。4人1組のチームで、それぞれ異なる職種や立場の役割を担い、個人とチームの目標達成を目指します。
クラスター未経験者は対応を具体的にイメージでき、経験者は客観的な視点で状況を捉え直しやすいのがポイント。チームでの話し合いや振り返りを通じて、自然とチームビルディングも図れる設計となっています。
さらに、令和6年度から義務付けられた施設における感染対策の定期的な研修・訓練としても活用可能です。実際の現場で役立つ知識とスキルを楽しみながら習得できるので、スタッフも前向きに取り組めるでしょう。
なお、KISA2隊では、全国の施設、行政、多職種連携の会等にてゲームを活用した感染対策研修会を開催しています。ゲームの進行と感染症に関するレクチャーはファシリテーターが担当するので、スタッフに負担が及ぶことはありません。クラスター発生時に適切な判断や行動ができるよう、学びの機会としてぜひ活用ください。
施設全体の対応力を高め、利用者とスタッフの安全を守る体制づくりをより強固にする「感染クラスター8」。いつ起こるか分からない事態への備えとして、導入を検討してみる価値が大いにありそうですね。詳しくは、KISA2隊までお問い合わせください。
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