
年齢を重ねても自宅や地域などの慣れ親しんだ場所に住み、これまでどおりの人間関係を続けていきたいと願う高齢者は多くいると考えられます。超高齢社会においては、そうしたニーズにも積極的に応えていく必要があるでしょう。
本記事では、慣れ親しんだ場所で過ごす高齢者をサポートする人に注目してほしい組織を紹介します。「自宅でのケアに強い関心がある」「屋内で楽しめる新しいツールを探している」という介護士さんは、ぜひ参考にしてみてください。
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一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会ケアマネジャーを紡ぐ会
一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会ケアマネジャーを紡ぐ会は、ケアマネジャー向けにセミナーを開催したり、スキルアップの場を設けたりする団体です。ケアマネジャーの業務フォローや孤立の解消につながる情報も提供しています。
介護と仕事の両立をサポートする「産業ケアマネ」

産業ケアマネとは、介護保険制度を活用して介護と仕事を両立するためのアドバイスをする人材を指します。「ケアマネジャーだからこそ両立のサポートができる」という考えのもとに創設された資格です。
産業ケアマネの試験は、1級から3級までの3種類があります。当面は3級のみの実施で、ケアマネジャー資格を持つ人が対象です。3級はマルバツ形式の60分の試験で、一定の成績を修めた人には産業ケアマネ資格が付与されます。
最もレベルが高い1級を取得するには、全6回の有料研修の受講が必要です。そのほか、顧問先企業での実績1件、2級取得者向けのグループへの参加(情報交換や各人のモチベーションアップが目的)も認定要件となります。
産業ケアマネに求められるのは、知識だけではありません。ケアマネジャーの実務経験と試験で習得した知識を活かし、顧問先企業と協力して介護離職防止に取り組む実践的スキルを身につけることが大切です。
「働き盛り世代」の人たちは企業の中核的存在となっている場合も多いため、突発的な介護が発生しても就業が継続できるようサポートが急がれます(参照:仕事と介護の両立~介護離職を防ぐために~|厚生労働省)。産業ケアマネは働き手のキャリア継続、および企業の中核人材確保の両面において、大きな力となるでしょう。

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アドバイザーに相談する(無料)株式会社エイ・アイ・エス
株式会社エイ・アイ・エスは、クラウド製品や海運システムの開発、海外事業などを行っています。介護・看護や飲食店、ホテル、工場など多業種で使えるクラウド勤怠システムは、同社が開発した有用な製品の一つです。
訪問介護の勤怠管理に便利な「ちゃっかり勤太くん」

「ちゃっかり勤太くん」は、訪問介護事業所の勤怠管理ができるクラウドシステムです。
訪問介護事業所が抱える勤怠の課題には、次のようなものがあります。
・直行や直帰が頻発するため正確な勤怠管理が難しい
・利用者さんの自宅に赴くため、業務を遂行する場所が特定できない
・勤務表の入力や書類提出が遅くなり、締め作業が滞る

同システムでは介護スタッフがスマホから直行・直帰の申請ができるのはもちろん、システム管理者もそれらの承認と確認が簡単に行えます。GPS機能とも連携しているため、出退勤時の勤務地特定も容易です。
導入した事業所からは、「急な出勤の際に介護士自身がスマホから申請できるので、管理が簡単になった」「タイムカードを回収する時間が削減できたうえ、拠点ごとの勤務状況も一目で把握可能になった」といった声が寄せられました。
体温測定用サーモグラフィカメラとの連携も可
同システムは、サーモグラフィカメラとの連携も可能です。顔認証技術と非接触型の赤外線カメラで、マスクをした状態でも最短0.2秒で顔の認証と体表面の温度測定が完了します。
勤怠状況に加え、スタッフの体温やマスク着用有無もチェックできるのがカメラのメリットです。他社システムとも連携し、事業所の環境に合わせたカスタマイズを実現します。
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株式会社ハッピーブレイン
株式会社ハッピーブレインは年齢や障がいの有無にかかわらず、皆が混ざり合って楽しめる場を作ることに注力している企業です。外に出ることなく全世界とつながれ、高齢者や障がい者もともに楽しめる「eスポーツ」を通じ、全員が笑顔になれる世界を作っていくことが目標です。
高齢者の生きがいづくりに!「シルバーeスポーツ」

「eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)」は、ビデオゲームやコンピューターゲームでの対戦を「競技」と捉える際に使う言葉。同社は高齢者の生きがいづくりの一助となる「シルバーeスポーツ」を提唱し、eスポーツ環境の調整サービス、導入時のコンサルティングなどを提供しています。
eスポーツが寄与し得る超高齢社会の課題は、交流不足の解消です。eスポーツは競技である以上、対戦相手となる他者との交流が自然と生まれます。高齢者が孤立せず、社会的なつながりを維持できるのがポイントです。
eスポーツを体験した高齢者からは、「eスポーツで友達ができ、毎日ぼーっと過ごしていた日々から解放された」「いろいろな人たちとのつながりが増えた。孫と一緒にゲームで遊べるようになったのも喜び」といった感想がありました。

「平成30年版高齢社会白書」では、一人暮らしをする65歳以上の高齢者がこの先右肩上がりで増加する予測が示されました(同資料の記載データは2040年まで)。一人暮らしの高齢者が増加すれば、社会的な交流が制限されて認知症や孤独死も増えていく恐れがあります。
「社会的つながりの多い高齢者は認知症リスクが4割減る」というデータ(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター)からも分かるように、他者との交流は高齢者の健康維持に欠かせません。人間同士のコミュニケーションを促すeスポーツが超高齢社会に果たす役割は大きいでしょう。
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