
高齢化社会に伴う社会課題の一つに、介護離職(※)があります。介護離職はリスクが大きいものの、当事者は他者に悩みを相談しづらく、適切なサポートが受けられないこともあるようです。本記事では、ビジネスゲームでこの課題解決に寄与する株式会社and familyを紹介します。
※介護離職とは家族の介護のために離職することを指します。
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目次
株式会社and family
株式会社and familyは、仕事と介護の両立をサポートしたり、ヘルスケア分野向けのビジネスゲームを開発したりしている企業です。サービス提供を通じて、介護離職にまつわる悩みの解決に注力しています。
仕事と介護の両立支援研修「けあとの遭遇®」

けあとの遭遇®は、仕事と介護の両立が疑似体験できるビジネスゲームです。仕事と介護の両立は経験がない人にとってはイメージしにくいもの。それを疑似体験することで、両立の悩みを他人事ではなく「ジブンゴト」として捉えられるようになります。
介護を話題にすることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、ゲームであれば気軽に話せる可能性があります。何より、多くの人が将来経験することになる介護について、当事者意識が持てるようになるのがメリットです。当事者の立場への理解は、「お互い様」の心で職員同士が支え合うきっかけとなるでしょう。
【介護離職について】

介護離職とは、家族の介護を行うために仕事を辞めること。介護離職が多いのは中高年層であるといわれ、就業を阻む大きな要因の一つとなっています。また、収入減少により使える介護サービスが限られたり、毎日が介護一色になることでかえって心身の負担が大きくなったりする問題もあります。
介護離職には上記のようなデメリットもあるため、安易な選択は避けた方が良いでしょう。介護離職を決断する前に、公的な支援制度についての理解を深めたり、在籍企業にサポート体制がないか調べたりするなど、綿密な情報収集が大切です。
同社では、介護離職をなくすにあたって、次のような壁があるとしています。
・個人情報の壁
本人が相談を持ちかけない限り、他人はその人の置かれている状況が把握できません。
・認知の壁
便利な制度があっても、認知度が低いために利用が進まないという問題があります。
・遠慮の壁
本人が困っていることを言い出せず、助けが求められないケースもあります。
けあとの遭遇®ではゲーム形式のワークショップに皆で取り組むことで、職場全体に介護離職に対する問題意識が共有されます。それが職場の風土づくりにも活かされれば、一人ひとりが悩みを抱え込むことなく、全員でサポートし合える体制が出来上がるでしょう。
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