レバレジーズメディカルケア株式会社は、医療・介護施設の経営者および人事担当者を対象に、「定着率向上」をテーマとしたセミナーを6月18日(火)に渋谷ヒカリエにて開催しました。
 今回のセミナーでは、当社の法人営業部部長の須藤仁司が講演を行い、新処遇改善手当や働き方改革の助成金などの行政支援をわかりやすく解説した上で、定着率向上へと導くポイントを成功事例を用いて解説しました。また、来場者には事前に当社の提供する定着支援サービスパッケージに含まれる適性検査を受講いただき、当日実際の受講結果をもとに見方や活用方法の解説を行いました。

■セミナー内容

【第1部】人材定着を目的とした行政支援の活用方法を徹底解説

 第1部では、労働力不足の解決策として活用できる行政支援についてお話ししました。少子高齢化に伴い労働力が不足する一方で、医療・介護の需要はますます増加します。医療・介護施設は厳しい時代を乗り切るための対策として、新処遇改善手当や働き方改革の助成金などの活用が不可欠となりますが、それら行政支援の多くは定着率の向上を目的としています。そういった行政支援の複雑な仕組みやルール、効果的な活用方法を詳しく解説した上で、今のうちから行政支援を活用する重要性をお伝えしました。

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【第2部】離職率3ポイント減を実現したリテンションマネジメントとは

 第2部では、実際に定着率向上に成功した当社の『リテンションマネジメント』※の実例をご紹介することで定着率向上へと導くポイントをお伝えしました。実例紹介では、独自のアルゴリズムで構築した「離職予測算出システム」を活用した離職リスクの見える化をもとに異動検討やコーチングを行った結果、離職率の3ポイント減少と管理職の離職防止を実現した事例をお話ししました。
 また離職の発生要因についても詳しく解説し、『離職要因は複数あり施策が立てづらいため、その複数あるリスクを見える化して個別で施策に落としていくことが重要です』と講演を締めくくりました。
※離職の改善をするためのマネジメント手法。
 セミナーの最後には参加者の皆様に事前に受講していただいた適性検査の解説を行い、離職リスクの見える化とその対策をリアルに体験していただきました。セミナー後に実施した個別相談会では、各社の適性検査の結果に関する相談をいただき、個別フィードバックに応じました。

■セミナー参加者の声

・適性検査の活用方法を詳細を知ることで、導入後のイメージを持つことができた。
・適性検査の分析結果が興味深かった。
・定着率を上げるために、会社としてでなく事業所として何ができるかも知りたい。
・採用面接に関してのセミナーも受けてみたい。