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１本事業所において提供する指定（介護予防）認知症対応型共同生活介護は、介護保険法等の関係法令の趣旨及び内容に沿ったものとする。
２利用者の人格を尊重し、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めるとともに、個別の介護計画を作成することにより、利用者が必要とする適切なサービスを提供する。
３事業者は指定（介護予防）認知症対応型共同生活介護の提供にあたっては、利用者・利用者の家族、事業所の所在する区市町村の職員、地域住民の代表等により構成される協議会（運営推進会議）を設置し、おおむね２か月に１回程度運営推進会議からの必要な要望、助言等を聞く機会を設けるものとする。
４利用者及びその家族に対し、サービスの内容及び提供方法についてわかりやすく説明する。
５適切な介護技術を持ってサービスを提供する。
６常に提供したサービスの質の管理、評価を行う。

サービス理念と致しましては、『お客様の人生により輝くを』を掲げ、「安心」「安全」「快適」「楽しみ」「生きがい」という各要素にアプローチし、お客様に感動を与えるサービスを提供したいと考えております。 特に認知症対応型共同生活介護施設ということで、認知症ケアには力を入れ、薬物療法だけではなく人の五感にアプローチをするような非薬物療法などを検討・実践しております。 また、現在事業所で特に力を入れて取り組んでいることは、お客様お一人おひとりのニーズに合わせた個別ケアの推進です。認知症の症状と同様にお客様のニーズもお一人おひとりそれぞれでございます。そのため、そういったニーズを一つでも多く喚起し、その実現に尽力して参りたいと考えております。具体的には、職員が主体的に活動し、お客様のADL向上を目指して個々のお客様に合った体操メニューの考案・実践をしております。食事やおやつにおいてもお客様との共同作業は勿論のこと、お客様の趣向を取り入れ、お客様が召し上がりたいものを伺い、リクエストメニューとして提供しております。 また、各イベント等においても力を入れ、特に皆様に訪れる誕生会では、お客様がお生まれになったその日に皆でケーキを焼き、一緒にデコレーションをしてお祝いをすることで、大変好評頂いております。お客様お一人おひとりのニーズを全て充足することは大変難しいことだと思いますが、それを諦めずにスタッフ皆で取り組んで参りたいと思います。今後は地域との関わりをより強固なものとして、連携関係の構築と地域に開けた施設になれるよう、より一層の努力をして参りたいと考えております。

住み慣れた地域の中で生活を継続しているという気持ち、自宅と変わらない生活をしているという気持ちを常に利用者に持って頂けるよう工夫し、利用者本位の支援を行っていく。ご家族様や、地域との交流も大切にし、利用者が積極的に外部と交流できる場をつくり、孤立しないよう努める。
認知症ケアに諦めずに取組み、常に先進的な知識の習得実行検証を重ねていく。さらには認知症の進行の緩和を図ることに努め、認知症に対する先行研究をレビューし、独自のケア体系を構築し、安心・安全で快適なグループホームを運営していく。

サービスの質の向上に向けての取り組みと致しましては、月に一度テーマを掲げ、職員との勉強会を開催をしております。この勉強会では、職員の介護の知識やスキル向上は勿論のこと、お客様の様々なケースを想定しながらのケースワーク等を通して各職員が認識の齟齬をなくし、共通認識を持ってサービスを提供できるように工夫をしております。その他にも、会議体を有効的に活用し、各ユニット会議、事業所全体会議を通して、情報の共有や問題点の把握、改善に努め、課題管理表等を活用しながらご利用されているお客様は勿論のこと、ご家族様にも満足して頂けるように日々サービス向上に取り組んでおります。また、運営推進会議では、ご家族様をはじめ、地域の皆様にもご参加頂き、2か月に1回のペース（開設してから6回）で開催をし、情報共有をさせて頂いております。当施設と致しましてもこのような場は非常に重要であると考えており、ご家族様や地域の皆様の貴重なご意見・ご要望を賜り、サービスの向上に努めております。