認知症患者を詐欺から守る方法

ニュース 2016/10/18
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認知症の人が狙われやすい詐欺にはどんなものがあるの?


オレオレ詐欺という言葉が広く知られている時代ですが、今でもその被害にあう人は後を立ちません。オレオレ詐欺の被害者の96パーセントが60歳以上の高齢者と言われており、お年寄りを狙った悪質な犯罪が広く行われています(1)。また、未公開株や土地、オリンピックに関連した詐欺などいわゆる買え買え詐欺の手口も様々です。さらに、強引な訪問販売や悪徳リフォームなども注意する必要があります。

こうした詐欺に遭ってしまう高齢者の中には認知症を患っている人が多いのが現状です。実際、認知症の高齢者が詐欺被害に遭う確率は、認知症でない人の8倍に上るという研究結果もあるほどです(2)。詐欺の犯罪者は判断力が低下している高齢者を上手に操って誘導するため、認知症の人が自力で対処するのは難しいでしょう。ですから、詐欺から認知症患者を守るために周りの人が対策することがどうしても必要です。特に一人暮らしの場合、  ☆詐欺に遭ってしまったら!?早めの対応が肝心!

万が一詐欺に遭ってしまったら、一番にするべきことは警察への連絡です。さらに、被害の拡大を防ぐために金融機関に連絡して口座を凍結してもらいましょう。また、振り込め詐欺救済法という法律を利用することもできます。これは、期限内に申請することで口座に残っているお金を上限として被害を受けた金額が返ってくるという制度です。

ほかにも、電話勧誘や訪問販売で必要のない契約をしてしまうケースが見られますが、このようなことが起こった場合は、すぐに消費者生活相談センターに連絡してください。契約した日から8日以内であればクーリングオフ制度を利用して契約を無効にできます。また、認知症であることが証明できれば判断能力がないとして契約を解除することも可能です。いずれにしても早めの対策を取ることが被害を最小限に食い止めるための大切なポイントです。

詐欺に遭わないためにできる事前の対策とは?


詐欺に遭ってしまうと財産を失ってしまったり、手続きのために貴重な時間を取られることになったりします。そのため、認知症患者の周囲の人が詐欺に遭わないよう事前に対策することがとても大切になります。例えば、認知症の人が一人で家にいる場合は留守番電話に設定しておくのが良いでしょう。電話の相手が知っている人であればかけ直すようにすることができます。詐欺のターゲットにならないよう、電話帳に情報を載せないようにするのも賢い方法です。

さらに、訪問販売や悪徳リフォームなどの被害に遭わないために、知らない人が訪ねてきても玄関口に出ないようにすることも有効な対策です。一人になってしまうタイミングでは、インターホンの電源を切っておくという方法もあります。また、成年後見制度を利用するのも検討できるでしょう。判断能力が不十分になってしまった人を守る制度で、詐欺に遭った場合にも契約を無効にできます。あらかじめこうした制度の利用を申し立てておけばいざという時にも安心ですね。最近では自宅を訪れた介護ヘルパーが、異変を感じ取って詐欺を未然に防いだというケースもあるようですよ。 


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出典
(1)、(2)ー、認知症高齢者を詐欺から守るために、認知症ねっと、ーhttps://info.ninchisho.net/care/c130、2016/6/16引用

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