2019年11月12日(火)、12月12日(木)と2回に渡って、レバレジーズメディカルケア株式会社と、医療・介護施設の経営者および人事担当者を対象とした「定着率・生産性を向上させるためのセミナー」を後援開催した足立区様。
 実際に一般企業の後援としてセミナーを開催した感想をお伺いしてみました。(写真は12月12日(木)セミナー時の風景)

——今回、弊社よりセミナー開催の話がきてどのような印象を受けましたか?

セミナーでは、介護事業所職員の定着率と生産性の向上、また、補助金等を有効に活用することで、安定的な介護事業所の運営を図ることを伝えていく内容でした。
区内には小規模な介護事業所も多く、職員の定着率・生産性の向上は大きな課題と捉えているため、区が同様の内容での周知・啓発の実施も視野にいれる必要も感じている中で、貴社にセミナーをご提案いただき、民間事業所のノウハウ等を活かしつつ、区の基本構想に掲げる「協創」にも合致する取り組みができたと考えています。

足立区後援セミナー「1時間でわかる!医療介護現場における定着率・生産性向上の戦略」のレポート

——セミナーにご参加頂きましたが、実際いかがでしたか?

短い時間の中で、非常にコンパクトにまとめられた内容でした。参加した事業所の方々は、経営していくために、こういった視点を意識していくことも大切であると認識し、対策を講じることも必要であると感じたのではないでしょうか。
また、介護人材雇用創出事業や資格取得助成事業の介護事業所への支援、介護職員研修など、区の支援策もセミナーの内容に盛り込んでいただき、ありがとうございました。

足立区後援セミナー「1時間でわかる!医療介護現場における定着率・生産性向上の戦略」のレポート

——今後もし開催する場合、どのような内容を伝えていきたいですか?

多くの事業所にうけていただきたいので、同内容で引き続き実施することでもいいかもしれません。
その他であれば、外国人の介護人材を考えている事業所もあると思いますので、現行の国や都における支援の枠組みや、介護事業所での必要な手続き等を伝えることも有効であると思います。
そして、外国人を受け入れる職場環境の整備等が外国人人材の定着にもつながると考えられますので、受け入れ事業所の実例などを交えて、より具体的な取り組みが見えるような内容のものができるといいのではないかと考えています。

足立区後援セミナー「1時間でわかる!医療介護現場における定着率・生産性向上の戦略」のレポート

——足立区高齢福祉課の今後の展望を教えてください。

今後もますます少子高齢化が進行し、高齢者を取り巻く環境は変化してくると思われます。
こうした状況の中で、行政の高齢者施策の組織体制が現在のままでいいのか。高齢者支援の在り方や体制について整理していく必要があると考えています。
そして、医療機関や介護事業所、地域包括ケアシステムの核となる地域包括支援センター、そして、区・区民など、それぞれの領域に応じた取り組みを進めていくことで、地域包括ケアシステムビジョンで描く将来像に少しでも近づくように努めてまいります。


足立区様、本当にありがとうございました。

次回予告

レバレジーズメディカルケア株式会社のセミナーは狛江市様の共催で2020年3月17日(火)19:00~20:30(開場18:45)に開催いたします。

場所は狛江駅北口徒歩4分の狛江市役所正門入ってすぐ右手の狛江市防災センター4F。
どなたでもご参加可能。参加費は無料です。お待ちしております。

▶狛江市共催セミナー「ワークと事例で理解!「辞めない」組織の作り方~現場分析と個別対応とは~」お申し込みはこちらからどうぞ